韓、航空・旅行業界…崖っぷちの危機に

日本の入国制限でさらに悪化か 

「コロナ19事態」が本格化した先月、国際線の利用客は1月に比べて半分の水準にとどまった。発源地である中国を皮切りに、日本とベトナムなどアジアの主要地域を就航する航空機が相次いで運休・減便になった影響が大きかった。今回の事態が今月に入って米国やヨーロッパなどに急激に拡散し、今後の利用客はさらに減少する見込みだ。

9日、仁川空港公社と韓国空港公社などによると、先月の国内の6つの国際空港(仁川・金浦・金海・済州・大邱・務安)の国際線利用客は399万人と集計された。これは1月(792万人)よりも47%減少した数字だ。

空港別にみると、仁川(-42%)と金浦(-43%)のような首都圏よりも、済州(-79%)、大邱(-79%)、務安(-71%)などの地方空港での減少が明確に目立った。

就航地の中では、中国路線の利用客が最も多く減少した。中国行きのフライトの利用客は1月は「コロナ19事態」の発生前と同じような155万人を記録したが、先月は31万人に急減した。

航空会社別にみると、中国・日本路線の割合が大きいエアプサン(-66%)ジンエアー(-63%)ティーウェイ航空(-50%)、済州航空(-47%)などの格安航空会社(LCC)は、大韓航空(-37%)とアシアナ航空(-39%)よりも減少幅が大きかった。

経営難が深刻になり、エアプサンは16日から来月下旬まで希望休職を実施する予定だ。全従業員1400人のうちで3分の2ほどが休職すると予想される。

NH投資証券のチョン・ヨンスン研究員は、「日本路線が事実上運航を停止するなど、今月から中・短距離の主要路線の需要が急減する見通し」だと語る。

特に大韓航空とアシアナ航空は来月末まで直行便を暫定的に閉鎖し、韓国人が運営するメジャーな旅行代理店(イタリア・ローマ現地シティツアー専門)5ヶ所がいっきに倒産する危機を迎えた。
  • 毎日経済_シン・イクス旅行専門記者/ソン・グァンソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-09 17:47:54