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「コールセンター集団感染」大邱でも31人


ソウル市九老区新道林洞のエース損害保険コールセンターで始まった「コロナ19集団感染」の確定者は、継続して増え続けて100人に迫った。ソウル市と京畿道および仁川市によると11日午後10時現在、コロナ19の初確定者が出た新道林洞のコールセンター11階に勤務していた従業員207名とその接触者に対して検体検査を行った結果、確定判定を受けたコールセンターの従業員とその家族の数は総99人に急増した。

このように、密集した事業場であるコールセンターがまた別の集団感染拡散の震源地になるという懸念が増幅している中でこの日、大邱市のコールセンターでも30人を超える大量の患者が発生して警告灯が灯った。大邱市によると、大邱市中区の新韓カードコールセンターで先月22日に最初の感染者が発生した後、この日までに20人が相次いでコロナ19に感染したことが分かった。

このコールセンターは最初の感染者が出た後にすぐさま閉鎖して防疫に入ったが、コールセンターで清掃業務を行っていた従業員が5日後に確定判定を受けた。その後、コールセンターに勤務する100人あまりに検査を実施したところ、これまでに総20人が確定判定を受けた。

大邱市は新韓コールセンターのほかに大邱市が管理する大邱コンタクトセンター協会所属のコールセンターが5ヶ所で各1名ずつ、計5人の勤務者が、大邱達西区のサムスン電子サービスコールセンターで6人が確定の判定を受けるなど、この日現在で大邱地域のコールセンターでは総31人が確定判定を受けた。さらに検査結果を待っている従業員が少なくないことから、新規感染者はさらに増えるものと見られる。大邱市コンタクトセンター所属のコールセンターは総56ヶ所で、現在は8202人が勤務している。

ソウル市九老区のコールセンターに発する集団感染事態が現実になって、他のコールセンターもコロナ19の感染に脆弱だとの指摘が提起されるやいなやソウル市はこの日、ソウルの民間コールセンター417ヶ所に対する緊急全数調査に着手した。
  • 毎日経済_大邱=オ・ソンドク記者/ソウル=チェ・ヒョンジェ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-12 00:35:11




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