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「韓国製コロナ診断キット」、米メリーランド州に空輸


  • 「韓国製コロナ診断キット」、米メリーランド州に空輸
  • ラリーホーガン米国メリーランド州知事(右)とユミ・ホーガン夫人。



「韓国婿」で有名なラリーホーガン米メリーランド州知事は20日(現地時間)、韓国から「コロナ19」診断キット5000個を直接空輸し始めたと述べた。韓国企業のLABGENOMICS(ラボゲノミクス)社が製造した診断キットで、総50万回の診断が可能な分量だ。メリーランド州は今まで7万件の診断を行ったという点から、かなりの規模であるわけだ。

ホーガン知事は18日、大韓航空の専用機によってボルチモア空港に物量の一部が直接空輸されると、夫人のユミ・ホーガン氏と直接受け入れを行った。

メリーランド州は3月末から韓国から直接診断装置を輸入するという計画を立てて、韓国政府はもちろん、製造各社と協議を行った。今回の計画に「永遠の友情作戦」という名前まで付けたほどに念を入れた。イ・スヒョク駐米大使に電話で協力要請を行うときは、ユミ・ホーガン氏も参加して力を添えた。ホーガン知事はこの日のブリーフィングで、「何よりも妻のユミに感謝する」とし、「彼女は今回の作戦の真のチャンピオンだ」と語った。二人は2004年に再婚家庭を成し、ホーガン知事は2015年にメリーランド州知事に当選した。ホーガン知事は続いて「ムン・ジェイン大統領、チョン・セギュン首相、イ・スヒョク大使、ホン・ソクイン公共外交公使などに感謝する」と強調した。

ムン大統領は去る2月、駐米大使官邸で開かれた知事協議会レセプションに祝いの映像を送り、協議会長を務めるホーガン知事に向かっ て「韓国の婿」と特別な好意を示した。

ドナルド・トランプ米国大統領が推進する早期経済活動の正常化のためには、各州が診断キットを直接確保することが急務だ。メリーランド州は今回の「作戦」を通じてひと息つけることになった。

ただしトランプ大統領はこの日のホワイトハウスのブリーフィングで、メリーランド州が韓国から診断キットを独自に確保したことをめぐり、「メリーランドをはじめとするいくつかの州知事は状況を理解できずにいる」とし、米国産の機器でも充分に対応できると主張した。
  • 毎日経済_ワシントン=シン・ホンチョル特派員 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-04-21 18:05:53




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