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コリアナウ > 社会 > 韓「コロナ100日」…ウイルスと闘った医療陣3720人
4月28日午前0時の現況
28日、中央防疫対策本部は「コロナ19」100日を迎えて「コロナ19、数字で見る100日目の記録」を発表した。この数字はこれまでコロナ19に対抗して流した、大韓民国国民の血と汗と涙だった。
防疫の最前線でコロナ19と向き合った医療陣は総3720人だった。医師が1723人で、看護師と看護助手は1534人だった。これらのうちの3020人は、コロナ19が蔓延していた大邱と慶北にためらうことなく駆け付けた。いまでも24時間マスクを脱ぐこともないままに、患者の世話に専念している。
ユン・テホ中央事故収拾本部防疫総括班長は、「100日を迎えた今日の医療陣の献身と成熟した市民意識を土台に、今ではコロナ19の状況は安定している」と感謝の気持ちを伝えた。
正確で迅速な診断検査は、コロナ19に対抗する人類の唯一の武器だった。639ヶ所の選別診療所とドライブスルー71ヶ所を通じて、総60万8614件(2月8日~4月26日)の診断テストが行われた。現在、韓国は1日に2万3000件まで検査を実行可能な、世界最高の診断検査能力の保有国だ。
「私はもしかしたらコロナ19にかかったのではないか」と心配している市民に正確な情報を教えて、適切な医療サービスを受けることができるように貢献した「1339」疾病管理本部コールセンターは、100日間で164万7625件を相談した。一日平均で約1万6500件の相談が行われたわけだ。これは1339コールセンターの昨年の相談件数の12倍の規模だ。
また政府は全国74ヶ所の病院を感染症専門病院に指定して、7564病床を確保した。軽症患者を収容するための生活治療センターも全国18ヶ所に設置され、総3947人の治療と隔離を支援するなど、医療資源の確保にも総力を傾けた。
海外メディアなどは韓国の防疫が良い成果を出した主な原因の一つとして、透明な情報公開とコミュニケーションをあげる。政府は1月30日の「中央収拾対策本部」の設立以来、総選挙の当日のみを除いて週末にも毎日2回ずつメディアブリーフィングを行った。 100日間で行われたメディアブリーフィングは182回に達する。
一方、28日の新規感染者は14人を記録した。一日の確定者数は去る19日以降は10めで10人前後を維持している。