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韓・中、経済交流を再開…企業人は隔離なし


韓国と中国は相手方の企業人に限り、「コロナ19」の隔離措置なしに入国を許可する「ファーストトラック」制度を5月1日から導入することで合意した。

両国は29日午後、コロナ19防疫協力関連局長級のビデオ会議を行い、中国内の△上海、△天津市、△重慶市、△遼寧省、△山東省、△江蘇省、△広東省、△陝西省、△四川省、△安徽省など10の地域への韓国企業人の特別入国を許可することで合意したと発表した。

先月28日からすべての外国人に対して入国を禁止している中国政府は、これまで何度か韓国企業に限って入国を許可してきたが、一部の地域やプロジェクトの例外的な入国許可にとどまった。したがって、今回のファストトラックの合意は、韓国企業の特別入国を初めて制度化したという意義がある。

外交部は「両国内のコロナ19による経済的・社会的影響を最小限にするために寄与するものと予想される」と述べた。これから出張を希望する韓国企業は中国内のファストトラックに指定された地域の地方政府に招待状の申請書を提出してビザを取得しなければならない。その後、入国前と入国後の2回にわたって感染の可否を判別する遺伝子増幅(PCR)検査が行われる。陰性が出たら2週間の隔離措置なしに、企業関連の活動が許可される。 PCR検査は航空機の出発時刻の72時間以内に実施した場合にのみ有効だ。

中国の入国後に行われたPCR検査でも陰性が出たら、企業などが事前に準備した車で移動することができる。ただし入国後に中国国内線の航空機に乗り換えることはできない。入国した地域以外の地域に移動することも制限される。

28日の時点で定期航空路線によって訪問可能な中国内のファストトラック適用地域は上海市・遼寧省・山東省・江蘇省・安徽省の5つの地域だ。政府は今後の協議を通じて、中国国内線乗り継ぎと移動可能地域の拡大などを推進できると述べた。
  • 毎日経済_アン・ジョンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-04-29 18:30:18




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