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梨泰院に続き、鍾路からも確定者が急増


ソウル市の龍山区梨泰院だけでなく、鍾路区内のレストランや飲み屋、遊興施設などがコロナ19の主要感染経路に含まれていることが確認された。関連業界では鍾路を起点に、また異なる拡散リスクが大きいと指摘する。遊興施設などは政府の集合禁止命令措置から抜けており、一部の飲み屋はすぐにでも営業を再開する予定であることから防疫に赤信号が灯った。

13日、関連業界の従事者らは「ソウルで男性性少数者たちがよく行く場所は鍾路と梨泰院の二か所が、最近は鐘路で性少数者が頻繁に訪問する場所を訪れたなかから確定者が増えた」とし、「遊興施設の一部は13日から営業を再開すると聞いた。飲み屋も週末から営業を開始する」と明らかにした。実際に、ソウル市の江南区・龍山区・広津区・城北区、仁川市の富平区・延寿区などで多数の確定者が去る1~7日、鍾路のあちこちのレストランや居酒屋、飲み屋などを訪問した。感染者の一部は、先だって確定者が発生した梨泰院のキングクラブなどを訪れたことも確認された。ここを訪れた確定者がすべて性少数者と断言することはできないが、感染ルートに含まれているだけに、防疫に重点を置かなければならないという声が出てくる理由だ。

コロナ19への感染リスクが高い人々が、主に集まる遊興施設や飲み屋は、政府の集合禁止命令から除外されているという点も問題だ。遊興施設は客どうしが密接してダンスを踊るスペースを用意できないという理由から、営業に制限を受けていない。飲み屋も一般飲食店に分類され、政府の規制の影響の外だ。一部の飲み屋は30~80人余りが集まってグループミーティングを行ったりするが、スペースが非常に狭くて感染に脆弱であることが分かった。

ある業界関係者は、「鍾路区保健所や区庁に防疫に神経を使って欲しいと連絡したところ、集合禁止命令対象ではないという話を聞いた」とした。鍾路や梨泰院の店が政府の取り締まりが激しくなると、新村に移ってミーティングを持ったりしたと伝えられた。
  • 毎日経済_チャ・チャンフイ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-05-13 18:06:19




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