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毒キノコの常識、食用キノコと区別が難しく...注意要望

韓国食品医薬品安全処、野生キノコ採取主義のリーフレット制作・配布 

  • 毒キノコの常識、食用キノコと区別が難しく...注意要望
誤って知られている毒キノコの常識が、3日、インターネット上で話題になった。

食品医薬品安全処は、去る2日、墓参りや秋の山登りで容易に見ることができる毒キノコの誤った常識を紹介するために、「野生キノコ採取主義」リーフレットを製作・配布した。

食品医薬品安全処は「一般的に毒キノコは色が派手だと思っているのとは違い、形・色で食用キノコと毒キノコを区別しにくい」と明らかにした。一例として、タマゴタケは非常に派手に見えるが食用キノコで、猛毒性であるシロタマゴテングタケ(白卵天狗茸/Amanita verna)は食用であるシワタケ(皺茸)と類似した真っ白な姿だ。また、毒キノコは縦に裂けないと知られているが縦方向に膨張して早く育つため、大部分のキノコは縦にも裂ける。

毒キノコを加熱すると毒が全て中和されるという常識も事実と違う。毒キノコの毒素は、加熱・調理で破壊されないため、採取してはいけない。毒キノコを摂取すると、嘔吐・下痢・悪心・悪寒、発熱、呼吸困難などが現れる。症状が出た場合は直ちに緊急医療機関に連絡するのが良く、食べて残ったキノコは病院に持って行って医師に渡すと、正確な診断と治療を受けることができる。

食品医薬品安全処は「経験豊富は専門家でなければ、毒キノコの区分が不可能だ」とし、「自然産(野生キノコ)などをむやみに摂取せずに安全に栽培されたキノコを購入・摂取しなければならない」と呼びかけた。
  • 毎経ドットコム_速報部 /写真_MBN放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-09-03 16:18:15




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