また集団感染14人…マルチ商法の健康用品店などで

首都圏でコロナの拡散続く 


  • 4日、ソウル市江南区駅三洞の駅三ビル建物内で感染者の発生を知らせる案内文が立てられた。建物に入居したサムスン火災保険代理店がコロナ19の確定判定を受け、一部の階が閉鎖された。 [ハン・ジュヨン記者]



マルチ商法で高齢者むけ健康用品を販売する「リッチウェイ」と、サムスン火災の江南区ノンヒョン代理店などを中心にコロナ19の拡散は続いている。特に免疫力が弱い高齢者層の利用頻度が高かったり、対面接触の多い業種であることから防疫当局を緊張させている。

ソウル市と京畿道など地方自治体によると4日、健康用品のマルチ商法販売店「リッチウェイ」と関連して、コロナ19の新規感染者がこの日の午後までに少なくとも14人発生した。この企業はソウル市冠岳区棗園洞(ちょうぉんどん)店で先月の23日と30日、「販売元教育」や「セミナー」などの目的で高齢者が集まるイベントを開催してきた。

去る1日、ソウル市九老区(くろぐ)在住の72歳男性がリッチウェイの店舗でとつぜん倒れ、初の確定判定を受けた後の去る3日、ソウル市龍山区の60代女性、江南区の50代女性、京畿道軍浦市の30代男性、京畿道安山市の80代男性などが相次いで確定判定を受けた。 4日にもソウル市龍山区・江西区・永登浦、京畿道安養市(あにゃんし)で確定者が出た。最初の確定者である九老区の72歳男性と接触していた京畿道水原市の80代男性も確定された。リッチウェイの店員の中からも確定者が続出した。中国国籍の京畿道安山市の50代女性と、ソウル市九老区在住の店員2人も陽性判定を受けた。

この企業は主に高齢者を密閉された空間に集めてイベントを開催し、高齢者らが退屈しないようにするためにレクリエーション活動も並行したことが分かった。参加した高齢者が他の高齢者を連れて来る方法で、一種の「多段階販売方式」を選んだことが分かった。

防疫当局はおもに免疫力の弱い高齢者がリッチウェイを訪問したという点で、新しい感染の輪になることがあると見て防疫を強化している。現在、同社の職員11人と先月の22日から今月1日までの間にこの会社を訪問した188人の、計199人に対する検査を行っている。

またサムスン火災の江南ノンヒョン支店でも2日、60代の女性保険設計士が初の確定判定を受けた後、3日と4日にもそれぞれ1人ずつ保険設計士が陽性判定を受けて3人が確定された。ソウル市は支店のの従業員と接触者など、計213人を対象に検査を進めている。

また「富川クーパン物流センター」でアルバイトをした後に確定判定を受けたソウル市矜川区の50代女性が矜川区の知識産業センターで勤務したことが明らかになり、緊張が高まっている。

宗教のあつまりを中心とした確定者の増加も続いている。 4日の中央防疫対策本部によると、4日午後12時の時点で首都圏の「開拓教会」関連感染者は、前日よりも11人増えて66人が確定された。開拓教会間の集まりである復興会に関連して30人、これによる接触者の感染が33人であり、残りの3人は調査中だ。また京畿道軍浦市と安養市の牧師会と関連しても3人が新規感染し、計18人が確定した。

ソウル市中区所在のKB生命保険TM保険代理店も1人が追加で確定され、計12人の感染者が出てきたし、ソウル市瑞草区では家族が勤務する鍾路区所在のAXA損害保険コールセンターのスタッフも1人が確定され、計6人の感染者が発生した。

最近のこのような拡散傾向はすべて、最多人口密集地域である首都圏を中心に発生している。 中央防疫対策本部は4日、ここ2週間のあいだに出てきた確定者507人を分析した結果、地域での集団発症が71.8%(364人)で大部分を占めており、このうち96.2%(350人)が首都圏地域だとした。また感染経路を調査している事例は、8.9%(45人)であるが、このうち73.3%(33人)も首都圏だった。

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  • 毎日経済_チ・ホング記者/チョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-06-04 18:03:20