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光州市、12日間で111人…2次流行「超非常」

「訪問販売」発のn次感染が拡散 

光州広域市はコロナ19の「2次流行」が始まった先月27日から12日めで、感染者の数が100人を超えた。問題は尾に尾がくっついて、地域社会で「n次感染」が広がっているということだ。

9日の光州市によると、地域感染が起きた先月27日からこの日までの確定者は111人になり、累積での確定者数は144人と集計された。

コロナ19に感染した大田市の訪問販売関係者と接触した光州37・83番患者がクミャンオフィステルの入居企業を訪問して感染が始まった。その後は光勒寺とアガペーシルバーセンター、ハンウル養老院を経て光州愛教会、SMサウナ、光州高試学院、全羅南道霊岩郡庁などに急速に広がっている。確定者111人のうちで海外流入など4人を除いた107人が、訪問販売発の感染者として確認された。去る8日に確定された15人(全国確定者数62%を占める)の光州高試学院が4人で最も多かった。

これまで五里霧中だった光州高試学院の感染経路も確認された。光州高試学院の講師である光州134番確定者が光山区のSMサウナを訪問した事実が確認された。 SMサウナの売店スタッフである光州120番確定者としょっちゅう会ったし、その人物はまた光州サラン教会確定者の接触者として明らかになった。

防疫当局は134番確定者の講義の過程でマスクを着用していなかったし、受講生の多くもマスクを使わなかったことが確認された。光州高試学院からの飛び火は全羅南道に跳ねた。光州高試学院に通っていた霊岩郡金井面の面長(全南30番患者)といっしょに働いていた女性職員(31番患者)が確定された。全羅南道30番確定者は去る1~2日に光州高試学院を訪問し、光州127番確定者と接触したことが分かった。このことから霊岩郡は本庁をはじめ、女性職員が勤務したり訪れた金井面事務所、始終面事務所、西湖面事務所などの4カ所を閉鎖した。

感染が続く光州市はこの日、地下にある高リスク施設ののうち密閉・密集・密接など「3密」空間に該当する所での集合を禁止した。イ・ヨンソプ光州市長はこの日に記者会見を開き、「この日から中危険施設のうちで地下にあるカラオケやゲームルーム、娯楽室、公演会場、屋内体育施設などの高リスク施設に指定して管理する」とし、「市民の生命と光州共同体を守る、やむを得ない措置であることを理解して協力してほしい」と述べた。

ソウルでは光化門のロッテ情報通信の建物に勤務する会社員5人が感染し、事務所が一時閉鎖された。防疫当局はロッテ情報通信のオフィス階の勤務者110人あまりに自己隔離を指示し、全数検査を実施している。中央防疫対策本部の関係者は、「社会的距離の確保を2段階に上方修正した光州で拡散傾向が鈍化していない」とし、「首都圏地域で発生した新規感染者は、先月22日以降の17日ぶりに10人未満に落ちた」と説明した。
  • 毎日経済_光州=パク・チンジュ記者/ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-07-09 17:11:36




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