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ソウル市城北区の「サラン第一教会」と「光復節」の光化門集会が、「コロナ19」の感染が全国に広がる起爆剤として作用している。
20日、ソウル市が10人以上の集会禁止に乗り出したのは最近、光化門で開かれた光復節集会で確定者が多数発生したという点を考慮したためとみられる。サラン第一教会関連の感染者はソウルなどの11の市・道に、光化門集会の確定者は7つの市・道に広がっている。また、光化門集会に配置された警察官のうちから4人がコロナ19に感染した。
20日、ソウル市の関係者は「8月15日の集会には100人規模で集会人員が申告されたが、数千人が参加し、これによって確定者が全国的に現れている」とし、「市民の安全のために出動した警察機動隊員の中にも確定者が発生しただけに、市民の安全のためにさらに強力な距離の確保が必要な状況だ」と明らかにした。
中央防疫対策本部によると、この日の昼12時の時点で光化門集会関連の累積感染者数は60人にのぼる。これはサラン第一教会確定者のうちで集会の参加者なども含まれている数字だ。サラン第一教会とは無関係な光化門集会の確定者は計18名だ。地域別にみると慶尚北道が5人で最も多く、ソウル・京畿がそれぞれ4人、釜山2人、仁川・忠清北道・忠清南道がそれぞれ1人だ。
中央防疫対策本部のクォン・ジュヌク副本部長は、「サラン第一教会に続き、光復節の大規模な集会が全国拡散の起爆剤として作用しているのではないかと判断している」とし、「首都圏では大流行に備えなければならず、首都圏ではなく地域でも流行の増加を念頭に置かなければならない状況」だと明らかにした。
20日の警察によると、ソウル地方警察庁機動隊所属の警察官4人が自己隔離中に確定判定を受けた。当時の集会には14の地方庁所属の90中隊あまりから7613人の人員が配置された。
当時の集会参加者の身元はもちろん、正確な出席者さえ把握することは難しい状況だ。中央災難安全対策本部の金剛立（キム・ガンリプ）第1総括調整官は、「これらの患者は計9つの市・道地域にわたって全国的に分布しているという点、60代以上の高危険群の割合が約70％に達しているという点で大きく憂慮される」と述べた。
パク・チュミン共に民主党議員が入手した資料によると当時、集会に動員された貸切バスは79台で、約3000人と推算される。ただし各地方自治体が把握した規模はこれよりも多い。貸切バスが動員された地方のほかに、首都圏地域でも大勢が集会に参加しただけに、参加者の規模はこれをはるかに上回るものと思われる。防疫当局は光化門近くの基地局情報を活用し、イベント主催者側に参加者情報と貸切バス搭乗名簿などを確保するために努力しているが容易ではない状況だ。
サラン第一教会の感染事例は、午後12時の時点で確定者53人が追加されて累積676人になった。サラン第一教会関連の感染者が従事したり、住んでいる施設などの調査対象は150ヶ所であり、このうち13ヶ所では「n次伝播」感染者67人を確認した。この教会関連の感染者は首都圏が637人で、忠南・江原道・慶北などの非首都圏が39人だ。
政府は前日の午後6時の時点でサラン第一教会関連の陽性率が19.3％だったと明らかにした。キム1総括調整官は、「連絡先が確認されない、あるいは検査を拒否する人が約700人」だとし、「警察とキャリア各社などの協力によって連絡先を確保し、これらの者に診断テストを迅速に受けることを促している」と述べた。オンライン上で「サラン第一教会関連検査は無条件に確定」というデマが広がり、検査拒否が続出して防疫当局は苦労している。
ソウル市内の教会に発するコロナ19の集団感染も急速に広がっている。ソウル市によると、ソウル内の教会関連での感染者は今月だけで470人に達し、1～7月の153人の3倍を超えた。また、ソウル市城北区の体育大予備校と関連しては18日に最初の感染者が出た後、20日の昼12時の時点で18人が確定された。文教部は20日午前0時の時点でコロナ19の確定判定を受けた学生は、一日のあいだに全国で40人が増えたと明らかにした。
韓政府、大流行を防ぐために「超強硬手段」
ソウル市、10人以上の集会を禁止
20日午前、ソウル市江南区の鍾路学院江南本院で講師が生徒を対象に、双方向のリアルタイム遠隔授業を行っている。首都圏地域の「社会的距離の確保」強化措置で、300人以上の大規模な予備校はこの日から遠隔授業に切り替えた。 [キム・ジェフン記者]
ソウル市城北区の「サラン第一教会」と「光復節」の光化門集会が、「コロナ19」の感染が全国に広がる起爆剤として作用している。
20日、ソウル市が10人以上の集会禁止に乗り出したのは最近、光化門で開かれた光復節集会で確定者が多数発生したという点を考慮したためとみられる。サラン第一教会関連の感染者はソウルなどの11の市・道に、光化門集会の確定者は7つの市・道に広がっている。また、光化門集会に配置された警察官のうちから4人がコロナ19に感染した。
20日、ソウル市の関係者は「8月15日の集会には100人規模で集会人員が申告されたが、数千人が参加し、これによって確定者が全国的に現れている」とし、「市民の安全のために出動した警察機動隊員の中にも確定者が発生しただけに、市民の安全のためにさらに強力な距離の確保が必要な状況だ」と明らかにした。
中央防疫対策本部によると、この日の昼12時の時点で光化門集会関連の累積感染者数は60人にのぼる。これはサラン第一教会確定者のうちで集会の参加者なども含まれている数字だ。サラン第一教会とは無関係な光化門集会の確定者は計18名だ。地域別にみると慶尚北道が5人で最も多く、ソウル・京畿がそれぞれ4人、釜山2人、仁川・忠清北道・忠清南道がそれぞれ1人だ。
中央防疫対策本部のクォン・ジュヌク副本部長は、「サラン第一教会に続き、光復節の大規模な集会が全国拡散の起爆剤として作用しているのではないかと判断している」とし、「首都圏では大流行に備えなければならず、首都圏ではなく地域でも流行の増加を念頭に置かなければならない状況」だと明らかにした。
新規確定者数(上)と
サラン第一教会関連の現況(下)
20日の警察によると、ソウル地方警察庁機動隊所属の警察官4人が自己隔離中に確定判定を受けた。当時の集会には14の地方庁所属の90中隊あまりから7613人の人員が配置された。
当時の集会参加者の身元はもちろん、正確な出席者さえ把握することは難しい状況だ。中央災難安全対策本部の金剛立（キム・ガンリプ）第1総括調整官は、「これらの患者は計9つの市・道地域にわたって全国的に分布しているという点、60代以上の高危険群の割合が約70％に達しているという点で大きく憂慮される」と述べた。
パク・チュミン共に民主党議員が入手した資料によると当時、集会に動員された貸切バスは79台で、約3000人と推算される。ただし各地方自治体が把握した規模はこれよりも多い。貸切バスが動員された地方のほかに、首都圏地域でも大勢が集会に参加しただけに、参加者の規模はこれをはるかに上回るものと思われる。防疫当局は光化門近くの基地局情報を活用し、イベント主催者側に参加者情報と貸切バス搭乗名簿などを確保するために努力しているが容易ではない状況だ。
サラン第一教会の感染事例は、午後12時の時点で確定者53人が追加されて累積676人になった。サラン第一教会関連の感染者が従事したり、住んでいる施設などの調査対象は150ヶ所であり、このうち13ヶ所では「n次伝播」感染者67人を確認した。この教会関連の感染者は首都圏が637人で、忠南・江原道・慶北などの非首都圏が39人だ。
政府は前日の午後6時の時点でサラン第一教会関連の陽性率が19.3％だったと明らかにした。キム1総括調整官は、「連絡先が確認されない、あるいは検査を拒否する人が約700人」だとし、「警察とキャリア各社などの協力によって連絡先を確保し、これらの者に診断テストを迅速に受けることを促している」と述べた。オンライン上で「サラン第一教会関連検査は無条件に確定」というデマが広がり、検査拒否が続出して防疫当局は苦労している。
ソウル市内の教会に発するコロナ19の集団感染も急速に広がっている。ソウル市によると、ソウル内の教会関連での感染者は今月だけで470人に達し、1～7月の153人の3倍を超えた。また、ソウル市城北区の体育大予備校と関連しては18日に最初の感染者が出た後、20日の昼12時の時点で18人が確定された。文教部は20日午前0時の時点でコロナ19の確定判定を受けた学生は、一日のあいだに全国で40人が増えたと明らかにした。
- 毎日経済＿パク・スンチョル記者/チョン・スルギ記者/キム・ヨンジュ記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2020-08-20 18:16:01
