トップ > コリアナウ > 社会 > 韓「第3段階への強化不可避」…「闇感染者」22％こえる
4日めの24日、新規感染者数が200人台に減ったが、「第3段階社会的距離の確保」への格上げを求める声はさらに強まっている。 去る23日は日曜日で通常よりも検査人員が少なく、このことから感染者数が減っただけで、警戒をゆるめる時ではないという診断だ。感染症の専門家らは、今週がコロナ19再拡散の節目になると見ている。
ソウルでは初めてバス関連での確定者が出た。24日のソウル市によると、ソウル市九老区所在「ポソン運輸」所属の市内バスの運転手3人（21日1人、23日2人）が確定判定を受けた。こられの運転手が運行していた6512番と5618番は23日午後に5時間ほど運行を中断し、現在は通常の運行量の70％だけを消化している。
ソウル市で公共交通機関に関連して感染者出てきたのは、今回が3回目だ。去る6月17日にソウル地下鉄2号線の「市庁駅」で駅舎内工事関連の安全要員3人が確定判定を受け、21日にも2号線の「ソウル大入口」駅の駅長と清掃労働者1人が確定判定を受けたことがある。いまのところ公共交通機関の利用者間での感染事例は現れていないが、実際に発生していないからではなく、公共交通機関の利用を媒介とした伝播を認知することが容易ではないからだという分析も出ている。ソウル市が22日までの6日間における新規感染者を分析した結果、感染経路不明の事例がソウルの新規感染事例全体で22.3％を占めた。このような「闇感染」事例のうちで、公共交通機関を媒介とした感染症が存在する可能性もあるだろう。
去る15日の光復節、ソウル都心の集会と関連して全国民主労働組合総連盟が主催した記者会見の参加者の中からも初の確定者が出てきた。
当時、民主労総は記者会見形式の「8・15労働者大会」を鍾路区の普信閣で主催したが、これに参加した起亜自動車華城支会所属の組合員1人が22日、確定判定を受けた。「記者会見」方式だったが、参加者が一緒にスローガンを叫んで歌を歌うなど、事実上は集会だった。民主労総中央執行委員会（中執）は当時の集会参加者全員に検診を受けるように指示を下し、これによって組合員が検査を受けたところ確定判定を受けたものだ。光復節の直前の週に起亜自動車華城工場で確定判定を受けた労働者があったので、この労働者はその集会を媒介として感染したのかは定かではない。ソウル市の関係者は、「京畿道平沢市から疫学調査の関連資料を引き継いだらすぐ調査に着手する」と明らかにした。中央防疫対策本部によると、24日午後12時の時点で「光化門8・15集会」関連の感染者は40人が追加され、累積で176人になった。
世宗市ではインターネット媒体の記者が確定判定を受け、波紋が大きくなっている。この記者は17日に開かれた共に民主党大田市党常務委員会に出席し、20日には世宗市の定例記者会見にも出席した。このために民主党大田選挙区の議員6人とイ・チュンヒ世宗市長が自己隔離に入った。
クーパンのソウル蚕室本社でも、自己隔離していた従業員の1人が確定判定を受けた。クーパンは蚕室本社全体を閉鎖し、本社に勤務する全従業員に対して帰宅措置を行った。
ソウル市は23日までに「城北サラン第一教会」と関連して2162人を検査した結果、470人が確定判定を受けたと明らかにした。陽性率は21.7％で「コロナ19」全体の陽性率である0.64％の34倍にのぼるレベルだ。中央防疫対策本部によると、24日午後12時の時点でサラン第一教会に関連する感染者は34人増えて累積875人だ。
全国的に感染事例が相次いだことから、感染学会などの関連学会は「3段階社会的距離の確保への格上げは避けられない」と主張した。学会は24日の声明を通じて「この2週間のあいだに国内で発生したコロナ19新規患者は2000人を超える」とし、「今回の流行は私たちが経験してきものとは異なる規模の被害を残す可能性が高い」と診断した。
全国保健医療産業労働組合もこの日に声明を発表し、全国的に強度の高い「社会的距離の確保」を直ちに実施することを要求した。
リアルメーターが実施した世論調査でも、成人男女500人のうち55.9％が3段階への格上げ措置が必要だと答えた。慎重に決定する必要があるという回答は40.1％だった。中央防疫対策本部の鄭銀敬（チョン・ウンギョン）本部長は「指数関数的に患者増加のリスクが依然としてあり、今週と来週での社会的距離の確保の実践が今後の展望を決定する」と強調した。
韓「第3段階への強化不可避」…「闇感染者」22％こえる
鄭本部長「指数関数的に患者増加のリスク」
MBNニュース
4日めの24日、新規感染者数が200人台に減ったが、「第3段階社会的距離の確保」への格上げを求める声はさらに強まっている。 去る23日は日曜日で通常よりも検査人員が少なく、このことから感染者数が減っただけで、警戒をゆるめる時ではないという診断だ。感染症の専門家らは、今週がコロナ19再拡散の節目になると見ている。
ソウルでは初めてバス関連での確定者が出た。24日のソウル市によると、ソウル市九老区所在「ポソン運輸」所属の市内バスの運転手3人（21日1人、23日2人）が確定判定を受けた。こられの運転手が運行していた6512番と5618番は23日午後に5時間ほど運行を中断し、現在は通常の運行量の70％だけを消化している。
ソウル市で公共交通機関に関連して感染者出てきたのは、今回が3回目だ。去る6月17日にソウル地下鉄2号線の「市庁駅」で駅舎内工事関連の安全要員3人が確定判定を受け、21日にも2号線の「ソウル大入口」駅の駅長と清掃労働者1人が確定判定を受けたことがある。いまのところ公共交通機関の利用者間での感染事例は現れていないが、実際に発生していないからではなく、公共交通機関の利用を媒介とした伝播を認知することが容易ではないからだという分析も出ている。ソウル市が22日までの6日間における新規感染者を分析した結果、感染経路不明の事例がソウルの新規感染事例全体で22.3％を占めた。このような「闇感染」事例のうちで、公共交通機関を媒介とした感染症が存在する可能性もあるだろう。
去る15日の光復節、ソウル都心の集会と関連して全国民主労働組合総連盟が主催した記者会見の参加者の中からも初の確定者が出てきた。
当時、民主労総は記者会見形式の「8・15労働者大会」を鍾路区の普信閣で主催したが、これに参加した起亜自動車華城支会所属の組合員1人が22日、確定判定を受けた。「記者会見」方式だったが、参加者が一緒にスローガンを叫んで歌を歌うなど、事実上は集会だった。民主労総中央執行委員会（中執）は当時の集会参加者全員に検診を受けるように指示を下し、これによって組合員が検査を受けたところ確定判定を受けたものだ。光復節の直前の週に起亜自動車華城工場で確定判定を受けた労働者があったので、この労働者はその集会を媒介として感染したのかは定かではない。ソウル市の関係者は、「京畿道平沢市から疫学調査の関連資料を引き継いだらすぐ調査に着手する」と明らかにした。中央防疫対策本部によると、24日午後12時の時点で「光化門8・15集会」関連の感染者は40人が追加され、累積で176人になった。
世宗市ではインターネット媒体の記者が確定判定を受け、波紋が大きくなっている。この記者は17日に開かれた共に民主党大田市党常務委員会に出席し、20日には世宗市の定例記者会見にも出席した。このために民主党大田選挙区の議員6人とイ・チュンヒ世宗市長が自己隔離に入った。
クーパンのソウル蚕室本社でも、自己隔離していた従業員の1人が確定判定を受けた。クーパンは蚕室本社全体を閉鎖し、本社に勤務する全従業員に対して帰宅措置を行った。
ソウル市は23日までに「城北サラン第一教会」と関連して2162人を検査した結果、470人が確定判定を受けたと明らかにした。陽性率は21.7％で「コロナ19」全体の陽性率である0.64％の34倍にのぼるレベルだ。中央防疫対策本部によると、24日午後12時の時点でサラン第一教会に関連する感染者は34人増えて累積875人だ。
全国的に感染事例が相次いだことから、感染学会などの関連学会は「3段階社会的距離の確保への格上げは避けられない」と主張した。学会は24日の声明を通じて「この2週間のあいだに国内で発生したコロナ19新規患者は2000人を超える」とし、「今回の流行は私たちが経験してきものとは異なる規模の被害を残す可能性が高い」と診断した。
全国保健医療産業労働組合もこの日に声明を発表し、全国的に強度の高い「社会的距離の確保」を直ちに実施することを要求した。
リアルメーターが実施した世論調査でも、成人男女500人のうち55.9％が3段階への格上げ措置が必要だと答えた。慎重に決定する必要があるという回答は40.1％だった。中央防疫対策本部の鄭銀敬（チョン・ウンギョン）本部長は「指数関数的に患者増加のリスクが依然としてあり、今週と来週での社会的距離の確保の実践が今後の展望を決定する」と強調した。
- 毎日経済＿パク・スンチョル記者/チョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2020-08-24 18:24:21
