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コリアナウ > 社会 > [韓国でアンケート] 所有せずに借りて使ってもいい
所有せずに借りて使ってもいい 79.5%
トレンドモニター、全国の成人男女1000人を対象にアンケート
すべての物を借りて使う世の中だ。
レンタル市場規模が実に40兆ウォンに達する。
一時は借りて使ってもせいぜい浄水器を思い浮かべたが、最近は本当にいろいろな物を借りて使う。
空気清浄機、マッサージチェア、自動車、ウォシュレット、フィットネスクラブ、おもちゃ、礼服、図書、運動服、韓服、キャンプ用品…。
いちいち羅列するのが大変なほど存在する。
企業がレンタル製品の領域を拡大するのは、お金になるからだろう。毎月製品使用料や管理費をきちんと払えば一度買って終わる顧客より、もっといい顧客だと言える。
それなら消費者はなぜ買わずに借りて使うのだろう?
使い続けていると必需品になってしまい、もしかしたら買うよりもレンタル料がかかるかもしれない。
最も大きな理由は、一人や二人世帯の爆発的な増加にある。
市場調査専門企業エムブレイン・トレンドモニターが全国の成人男女1000人を対象に行ったアンケートで、レンタル市場が成長する理由について、半分の48.9%(複数回答)が「合理的な消費を追求する消費性向」と答えた。その次が「一人、二人世帯の増加」(42.4%)と「短くなった電子製品のライフサイクル(41.2%)」だった。
確かにレンタルに対する消費者の認識は変わってきている。
「あえて消費せずに借りても機能がよければ気を使う必要がない」(79.5%)、「過去は高くて想像もできなかった物をレンタルで利用できて良い」(72.1%)という意見が圧倒的だ。「機会があれば、ほしい製品をレンタルで利用する意向がある」という消費者も、ほぼ80%に近く、レンタル市場の拡大が続くことを予告した。
本当にすべてを借りて使う世の中が、近いうちに訪れるだろう。