韓政府、「首都圏第3次大流行」を認識

「距離の確保」2段階へ格上げ秒読み 


丁世均(チョン・セギュン)国務総理大臣(写真)は20日に対国民談話を発表し、「年末を迎えてさまざま会議を最大限自制して、必須の活動以外はなるべく家にとどまってほしい」と頼んだ。特に「各部処、自治体、全国の公共機関は各種の会食・会合を控え、対面会議の最小化、在宅勤務の活性化などの強化された防疫措置を来週から施行する」とし、「企業も在宅勤務などで職場防疫に参加してほしい」と促した。

政府は感染者が急増するやいなや、首都圏の社会的距離の確保を現行の1.5段階から2段階に上方する案を積極的に検討した。

中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長はこの日のブリーフィングで、「首都圏の患者の増加傾向が緩和されず、1週間のあいだ一日の平均患者数は200人に到達するなど、第2段階の基準を充足するならば、(1.5段階の適用期間である)2週間を過ぎなくても2段階への格上げを検討する」と述べた。首都圏の週間一日平均感染者は153.3人で、この数値が200人を超えると社会的距離の確保は第2段階に格上げされることがありうる。

中央防疫対策本部によると、この日の午前0時の時点で「コロナ19」の確定者数は前日比で363人増の3万17人だ。このことから国内初の感染者が現れた去る1月20日以降の305日ぶりに3万人を突破した。この日の累積死亡者も501人で500人を超えた。

政府は2~3月に大邱・慶北を中にした「第1次流行」、8月に首都圏中心の「第2次流行」に続き、今回は「第3次流行」が進行中だと公式に認めた。

ユン班長は「首都圏の場合、地域社会での流行が本格化して大規模な流行の様相が明らかになっている」とし、「去る2~3月と8月に続き、3回目の流行が進行しているものと判断する」と述べた。同氏は「8~9月に日常生活のあちこちで感染があったし、それが完全に抑制されずに少しずつ増え、現在の集団感染の火種の役割を果たしたのだろう」と診断した。ただしソウル市が前日、光復節集会で発生した残存感染が最近の感染増加につながったと明らかにしたことに対しては、「特定の集団による拡散と見ることは難しい」と線を引いた。

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  • 毎日経済_チョン・スルギ記者/ユン・ジウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-20 18:03:24