ソウル市、集会の禁止など「精密防疫」を決断

事実上は第3段階規制 


  • 「社会的距離の確保」第2段階への格上げを翌日に控えた23日、ソウル市中区明洞の店に「臨時休業」案内がはり付けてある。この日、ソウル市は年末まで「一千万市民ストップ期間」を宣言し、自営業者の苦労はさらに加重されることが懸念される。 [毎日経済ハン・ジュヒョン記者]


ソウル市が23日に公布した「一千万市民ストップ期間」は政府が発表した第2段階の社会的距離の確保よりもさらに強度の高い内容を含んでいる。

25日、民主労総がゼネスト集会の強行を予告したうえ、来月3日は「大学修学能力試験(修能)」を控えた状況で、ソウル市はコロナ19の確定者が急増する様相を呈しているからだ。

ソウル市のソ・ジョンヒョプ市長権限代行は、「日常のカンマがコロナ19拡散のカンマで、終局にはピリオドにつながるように、生業に必要な最小限の活動だけを残し、市民すべてが一千万市民の緊急ストップ期間に積極的に参加してくださることをお願いしたい」と述べた。


ソウル市は去る8月20日から11月20日まで、集団感染を通じて発生した2514人の感染者を分析した結果、宗教施設が911人(36%)で最も多く、職場(556人)、療養施設・病院(354人)、屋内体育施設(183人)、食堂とカフェ(143人)などの順となった。ソウル市では去る21日に確定者が156人発生し、歴代最多レベルを記録している。 22日の0時の時点でも112人が発生し、5日連続で3桁を示した。麻浦区の教会関連の新規感染者が31人発生し、瑞草区のサウナ関連の感染者も12人に増えた。銅雀区の任用短期学院で4人発生し、銅雀区の教会関連の感染者も3人増えた。

ただちにソウル市が10人以上の集会を禁止することにより、25日に民主労総が開くことにした全国同時多発ゼネスト集会にもブレーキがかかった。当初、民主労総は社会的距離の確保1.5段階の手順に沿って99人未満の集会を計画したが、全面修正は避けられない。

民主労総はソウル市の「10人以上集会禁止」の立場にもかかわらず、集会を強行する方針だ。民主労総はこの日の声明で、「労働組合を守るためにゼネスト-総力闘争に乗り出す」と強行な立場を明らかにした。民主労総の関係者は、「25日のゼネスト集会を内部で議論中」だとし、「防疫の指針に合わせて9人以下の集会を同時多発的に開くことを検討している」と語った。民主労総は24日午前に記者会見を開き、ゼネスト集会の強行に対する公式の立場を明らかにする。

これと関連し、ソウル警察庁のチャン・ハヨン庁長は記者懇談会で、「集会およびデモに関する法律と防疫基準に違反するならば厳正に措置する予定」だと明らかにした。共に民主党の指導部も「25日のゼネスト集会を強行するのは望ましくない」と自制を促した。 23日、イ・ナギョン(李洛淵)民主党代表は最高委員会議で、「民主労総が集会を自制する賢明な決断をするように願う」と迂回的に圧迫した。キム・テニョン院内代表も「コロナ19の大流行が懸念される状況では、オフライン集会を開くことは望ましくない」とし、政府に原則的な対応を促した。ソウル市は来月3日に行われる「大学修学能力試験(修能)」に備えるための、「ソウル市合同タスクフォース対応体系」も構築した。タスクフォースはソウル市庁内の各部署とソウル市教育庁、文部科学省、自治区などが参加する。

まず受験生の確定者が修学能力試験を受けることができるようするために23日、ソウル医療院と南山ユースホステルの2ヶ所に10室の修能試験室を設置した。これは受験生27人を収容できる規模であり、ここでは受験生に緊急事態が発生した時の応急処置などが可能な医療人材と、試験場の運営要員も支援する。また自己隔離対象受験生は自治区の専門担当班、または119救急車で会場まで移動できるように支援する予定だ。

これらの他にも受験生の訪問が頻繁な大学街の飲食店・カフェなど、6種の重点管理施設に対する集中防疫も実施する予定だ。防疫上の注意に従わない店に対しては「ワンストライク制」が施行される。予備校など1800カ所の教習所に対する防疫上の注意点検も実施される。このほかにカラオケやネットカフェに映画館など、受験生が利用するものと見られる施設に対する全数点検も実施される。
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  • 毎日経済_パク・スンチョル記者/チェ・ヒソク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-23 18:04:21