トップ > コリアナウ > 社会 > 韓、コロナ急増…防疫当局は年末集会の自粛を要請

韓、コロナ急増…防疫当局は年末集会の自粛を要請


  • 韓、コロナ急増…防疫当局は年末集会の自粛を要請

コロナ確定者が一日で300人台に増加したなかで、防疫当局はコロナ19の大流行を防ぐために年末年始の集まりの自粛を要請した。

中央防疫対策本部のクォン・ジュヌク第2副本部長は24日の定例ブリーフィングで、「コロナ19の全国的な大流行という危機を防ぐためには、2020年の集会はもはやないと思って、年末年始の集まりをやめて欲しい」と述べた。

防疫当局によると、首都圏の「社会的距離の確保第2段階への格上げ初日の、24日午前0時の時点で新規感染者は計349人(国内320人、海外流入29人)を記録した。休日の前日(271人)よりも急増し、200人台に落ちて一日ぶりにまた300人台に戻った。

このような増加傾向は学校、塾、家族・知人の集まり、軍部隊、宗教施設などの集団感染が急増していることによるものだ。中央防疫対策本部によると、8日から14日までの一週間に発生した集団感染事例は計41件で、約1ヶ月前(10月19~24日)の14件と比較すると3倍近く増加したことが分かった。

この日、国立中央医療院は首都圏に残っている25床のコロナ19の集中治療病床が一週間内にうまる可能性が高く、すぐさまベッドが不足する見込みだと警告した。国立中央医療院によると、前日に把握された首都圏のコロナ19に関連する集中治療病床数は総125床で、今年の8~9月に首都圏での第1次流行時に使用された最大病床数の145床よりも約20床が少ない状況だ。

一方で文在寅(ムン・ヂェイン)大統領は24日、「首都圏の社会的距離の確保が第2段階に格上げされた」とし、「この春と夏に続き、コロナといま一度きびしい戦争を行わなければならない状況だ」と明らかにした。

この日、ムン大統領はソーシャルネットワークサービス(SNS)に掲載したメッセージで「景気回復の青信号が点灯している中で、再び日常の不便さが大きくなってなかで、民生経済がまた困難を経験して非常に残念で申し訳ない気持ち」だとした。ムン大統領は「9日後にせまった修学能力試験を安全に終えることが私たちの社会全体の責任」だとし、「最善の道は最も早い時期にコロナの拡散傾向を止めること」だと書いた。
  • 韓、コロナ急増…防疫当局は年末集会の自粛を要請
  • 24日午前0時の現況

  • 毎日経済_チョン・ジソン記者/ユン・ジウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-24 17:41:56




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア