韓「3次大流行」…このままではソウルは麻痺



コロナ19の一日あたり新規感染者数が、この春の「大邱新天地」大流行事態の時のレベルに戻った。一部の感染症の専門家らは、一日あたり1000人台の患者発生の可能性まで警告している。

このようにコロナ19が深刻な状況に至っているのに、政府は「まだ首都圏の社会的距離の確保の上方(2段階)調整の効果が表われていない」とし、追加の上方修正(2.5段階)には慎重な立場だ。このために一部では、政府の「遅まき対応」で防疫の期を失うという論議が大きくなっている。

中央防疫対策本部は26日、午前0時の時点でコロナ19の新規感染者が前日よりも201人増の583人を記録し、累積で3万2318人に達したと発表した。新規感染者が500人台となったのは、「新天地大邱教会集団感染」の影響で発生した第1次大流行当時の3月6日(518人)以来で約9ヶ月ぶりだ。

今回の第3次大流行は、一日あたりの最大確定者を基準にして、去る8月の首都圏を中心にした第2次大流行の規模(一日最大441人)をすでに超え、大邱・慶北中心の1次大流行の規模(一日最大909人)のレベルに近づいている。

第3次大流行の震源地は首都圏だ。ソウル地域の感染者だけで208人であり、初めて一日の新規感染者が200人台を超えた。京畿道177人と仁川17人などの首都圏だけで402人で、確定者全体の72.7%を占めた。

防疫当局はこのような拡散傾向が続けば、12月の初めまでに一日当たり確定者400~600人のレベルに上がるらもしれない予想した。ただしイ・サンウォン中央防疫対策本部の疫学調査分析団長はこの日のブリーフィングで、「ふつう距離の確保の効果は、実施1~2週間後から本格的にあらわれる」とし、「距離の確保が正しく履行されれば、その効果は早ければ来週初めから現れて、少しずつ増加速度が和らぐこともあると思う」と述べた。

一方、京畿道漣川に所在する新兵教育大隊で、この日の午前の時点で70人(幹部4人、訓練兵66人)が確定判定を受けた軍は、先制的にこの日から12月7日までに全部隊に「軍内の距離の確保」を2.5段階に格上げすると発表した。これにより、全将兵の休暇と外出が暫定的に中断され、ゴルフの集まりなど幹部の私的会議や会食も制限される。

医療の専門家らは冬という季節要因と政府の「防疫不感症」がこの3次大流行をもたらした側面があるとし、社会的距離の確保の改善を含む、追加の対策を迅速に実施しなければならないと注文した。

キム・ウジュ高麗大学九老病院感染内科教授は、「機会があるときに2~4週間ほど距離の確保を強くして空港・港湾を封鎖したならば、むしろ安全に冬を過ごすことができただろう」と指摘した。

※関連記事「韓「実際の感染者は千人を超えるだろう」…コロナ第3次大流行
  • 毎日経済_チョン・ジソン記者/ユン・ジウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-26 17:48:16