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大企業の地方事業所で続々と感染者…相次ぐ操業停止

サムスン電子、起亜自動車 

大企業の地方事業所でコロナ19の確定者が相次いで発生し、操業が中断されなどの事態が起きた。

30日のサムスン電子によるとこの日、光州事業所の冷蔵庫製造ラインで従業員2人がコロナ19と確定され、冷蔵庫の製造棟が閉鎖された。

サムスン電子はこの日、冷蔵庫の製造棟全体を閉鎖して防疫を行い、12月2日までの三日のあいだ確定者が出てきた階を閉鎖することにした。疫学調査に基づいて追加の確定者が出た場合、工場の稼動中断期間はさらに長くなりうる。

サムスン電子の光州事業場は冷蔵庫をはじめとする、生活家電製品を製造する。光州事業所の冷蔵庫製造棟は3階建てで、1~2階に製造ラインがある。「ビスポーク(BESPOKE)」など高級製品群が主力であり、昨年の生産量は100万台ほどだ。サムスン電子は、冷蔵庫の製造ラインの稼動は中断されたが、これによる生産の支障はないとの立場だ。

これに対してサムスン電子の関係者は、「必要に応じてラインの稼動再開後、残業などを通じて製造の隙間をじゅうぶんに埋めることができるうえ、年末特需の関連物量はすでにある程度消化された」と説明した。

同じ光州地域で、起亜車工場から初めて確定者出てきた。去る28日、光州工場の生産職の労働者1人が確定判定を受けたことに続き、29日には接触者に対する追加検査でさらに3人が確定され、その工場での確定者数は4人に増えた。

このことから起亜自動車は30日、光州工場の昼間組(1組)の工場稼動を中断させた。この日に稼動が止まった工場は、確定者が勤務している第1工場をはじめ、第2工場と光州河南のバス特殊工場だ。「ボンゴ」トラックなどを生産する第3工場は正常に稼動しており、他の一般職の従業員もそのまま出勤した。

これらの工場の昼間組の勤務時間は午前7時から午後3時40分までだ。しかし30日の接触者に対する検査では全員「陰性」判定が出ており、午後3時40分からの夜間組(2組)の投入は再開された。現在、第1工場は「セルトス」「ソウル」を、第2工場は「スポーティジ」「ソウル」を、第3工場は「ボンゴ」トラックを生産している。
  • 毎日経済_ノ・ヒョン記者/ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-11-30 17:48:29




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