ソウル、事実上の「夜間外出禁止令」実施

一般管理施設も午後9時以降は営業中断 


  • 4日のソウル市のコロナ19新規感染者は295人で、連日最高値を更新した。この日、都心の中区北倉洞の食堂街・商店街一帯は行き交う人もなく閑散としている。ソウル市は5日からマートやデパート、映画館、ネットカフェなどの一般管理施設について、午後9時以降の営業を中断する内容の強力な措置を発表した。 [イ・チュンウ記者]


4日午前0時の時点でのコロナ19感染者数は一日629人で、9カ月ぶりに600人台を超えた。このことからソウル市は、5日からマートや読書室などに対して午後9時以降の運営を中断し、公共交通機関の夜間運行を30%削減するなど、事実上は強力な「夜間外出禁止令」を実施することにした。また、ソウル地域の中・高等学校は来る7~18日の2週間、全学年生徒の遠隔授業に転換される。

特に教育当局は大学修学能力試験(入試)の後、大学別の選考受験人員が60万3000人(重複受験含む)に達し、22日までに「大学別集中管理期間」として定め、受験生が訪れた複数の利用施設と学校を緊急点検することにした。

4日、ソウル市のソ・ジョンヒョプ市長権限代行は、緊急ブリーフィングを開き、「これまで防疫と民生のすべてを守るための努力をしてきたが、今までの措置としては危機対応が不可能だ」とし、「生業に必要な最小限の経済・社会活動を除く、移動・活動休止措置を決断した」と述べた。

ソウル市はまず映画館、ネットカフェ、ゲームルーム、読書室、スタディカフェ、遊園地、理容室・美容院、マート、デパートなどの一般管理施設について、午後9時以降の運営を中断することにした。これまでの社会的距離の確保2段階では、レストラン、カフェ、屋内体育施設などの重点管理施設のみが午後9時以降の集合禁止に該当したが、その対象範囲を大きく広げたものだ。ただし市民の生活必需品の購入のために300平方メートル未満の小規模コンビニの運営や飲食店のテイクアウト・配達は許容される。

ソウル市内2万5000カ所の塾、読書室、スタディカフェも午後9時以降の運営が中断される。ソウル市は午後9時以前の学習塾の授業も、オンライン授業にすることを強く勧めることにした。

公共交通機関の夜間運行の削減措置も、現行の午後10時から午後9時に1時間繰り上げて実施される。市内バスは5日から、地下鉄は8日から午後9時以降は30%削減で運行される。出勤時間帯の流動人口分散のために、ソウル市と25の自治区・25市の政府出捐機関勤務者の50%に在宅勤務と時差通勤制度が実施される。ソウル地域の中・高校は全学年が遠隔授業に切り替わるが、期末試験などのために登校が必要であると学校長が判断する場合にのみ登校授業が可能だ。ただし小学校は現在の「距離の確保第2段階」である密接度3分の1以下を守る線で、学時運営はそのまま継続される。幼稚園もまたサポーターが必要な園児の割合が高く、下校時以後は園に来る園児が多くなく、これまでの学時日程を継続することにした。

こうしたなかで民主労総はソウル市の集会禁止方針にもかかわらず、4日午前に永登浦区汝矣島一帯で散発的な集会を強行した。参加者(事前申告人員1030人)らは労働組合法改正案に反対するために、国会議事堂などの汝矣島一帯23ヶ所で「労組破壊法阻止」などが書かれたプラカードを持って1人デモを行った。

警察は汝矣島一帯に181の警察部隊を配置して、集会勢力が集まることを防いだ。警察が集結した人員の解散手続きを進める過程で、警察官を暴行した1人が現場で逮捕された。
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  • 毎日経済_キム・ジェリム記者/チェ・ヒョンジェ記者/チャ・チャンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-04 18:59:04