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【韓国でアンケート】ショッピングより食べて楽しむ場所に変わったデパート

トレンドモニター、首都圏の消費者1000人を対象にアンケート 

デパートが変わった。
いや、より正確に言うとデパートに行く理由が変わった。

一時、ない物がない!田舎の人たちを驚かせたさまざまな珍しい品物、買うことはできなくても見るだけでもいいと、ショッピングを楽しもうと心を決めていたデパート、しかし今は単に物を売る場所ではない。食べて楽しむ場所だ。

デパートの変化はアンケート調査でも確実に表れている。

市場調査会社エムブレイントレンドモニターが首都圏に住む成人男女1000人を対象に実施したアンケート調査で、消費者2人に1人(49.3%)が「過去に比べてデパートへの訪問が減った」と答えた。特に主な顧客層の女性(-52.4%)と40代(-62.4%)では減少傾向が表れた。

新型コロナウイルスにより外出が減ったことがデパートの利用が減少した理由でもあるが、それよりもインターネットショッピングモール、ソーシャルコマースに移ったことの方が大きな要因だと思われる。デパートが流通チャンネルの「絶対強者」の地位を明け渡しているという意味だ。

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デパートに行っても最も多く訪れるところが、売り場ではなくフードコートだ。同調査で45.7%が主に訪問する売場としてフードコートを挙げた。

消費者がデパートを訪れる目的も変わってきた。買い物でデパートを訪れる消費者の割合は、2014年の49.2%から46.2%に減少した反面、休息や出会いなどの目的で訪れる割合は28.9%から32.4%に増加した。特に若年層はデパートをショッピング場所より他の目的で利用する傾向が強かったが、20代消費者の67.2%は出会いの場所などショッピング以外の目的でデパートを訪れると答えた。

デパートがショッピングの場所として魅力を失う理由は、価格が高いという認識のためだ。
今回の調査に答えた消費者のうち61.2%は「いくらセールをしてもデパートの製品は安いとは思わない」と回答した。

ただし、回答者の半分以上(58.7%)が「同じ製品でもデパートで販売している製品は信頼できる」と答えたことは注目すべき点だ。
  • Lim, Chul
  • 入力 2020-10-02 00:00:00




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