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韓「集団感染、毎週40件」…拡散傾向おさまらず


  • 韓「集団感染、毎週40件」…拡散傾向おさまらず

国内コロナ19の新規感染者数が連日600人前後を維持するなど、拡散傾向が収まらない。防疫当局は毎週約40件の集団感染が発生しているとし、日常のすべての接触を最小化して欲しいと念を押した。 8日の中央防疫対策本部はこの日、0時の時点で新規感染者は594人と発表した。

この日は一時的に検査件数が減り、陽性率が5%近くも出ていた。検査件数との比で確定者を計算した陽性率は4.97%(1万1949人のうち594人)で、去る2~3月の第1次流行以来で最も高い水準だ。去る10~11月は陽性率が1%台だった。

中央防疫対策本部は検査件数と関連して、「感染症の登録システムで、コロナ19関連の情報管理の効率化のために別途にシステムを用意したが、データの移管作業の過程で市・郡・区の保健所の検査者の入力の遅延で、検査数が平素よりも一部少なく集計されたと見ている」と説明した。

中央防疫対策本部は最近の4週間、新規に毎週約40件ほどの集団感染が発生したと発表した。ここ一週間(11月29日~12月5日)では32件が確認された。この日の主な集団感染事例を見ると、ソウル市龍山区梨泰院のホールデムパブ(Holdem Pub)関連で19人が確定した。ソウル市中区の市場関連では南大門市場商店街の商人12人の家族2人など、14人が陽性判定を受けた。これまでの集団感染であるソウル市鍾路区のレストラン「パゴダタウン」と、カラオケの事例は50人が追加されて累積162人になった。最近2週間あたりの「感染経路不明」患者の割合は20.7%で、9月末以降で初めて20%台を超えた。

首都圏のコロナ19の拡散傾向がただごとではないことから、政府は首都圏の感染状況と病室などを管理するための特別状況室を設置することにした。丁世均(チョン・セギュン)国務総理は8日、「第1回首都圏状況点検会議」を開き、「首都圏ですぐに使用可能な集中治療病床は20床に過ぎない状況」だとし、「首都圏が崩れると大韓民国の防疫システムが回復不可能な状況に直面するかもしれない」と憂慮した。
  • 毎日経済_イジヨン記者/チョン・スルギ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-08 18:06:36




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