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【韓国でアンケート】「早い返事」は10分以内

結婚情報会社デュオ、未婚男女300人を対象にアンケート 

Tony Olando & Dawnの「Tie a Yellow Ribbon Round the Ole Oak Tree」という歌を知ってるだろうか。

If you still want me
Tie a yellow ribbon round the old oak tree
もし君がまだ僕を必要としてくれているなら
古い樫の木の幹に黄色いリボンを結んでおいておくれ

この歌はアメリカの作家ピート・ハミルの短編『Going Home』から由来した。世界的にヒットしたことで黄色いハンカチは「待つこと、容赦、包容」を象徴するようになった。

小説は刑務所暮らしを4年間して刑期が満期になったビンゴが、家に帰るバスで起こったことを盛り込んでいる。

彼は刑務所に行きながら妻に自分を忘れて他の人と結婚しろと勧めたそうだ。その後、妻からの便りが来なくなった。出所を控えて彼は妻に手紙を書いた。

「樫の木の幹に黄色いリボンを結んでくれれば、君が僕を迎えてくれるという印だと思う」

彼の事情を聞いたバスの乗客たちは窓の外を注視した。そして一面黄色く染まった樫の木を見て歓声を上げた。妻はもしかしたら夫が見逃すのではないかと思って、その大木を黄色いハンカチで飾っておいたのだろう。

こんな話を聞くと「人生は待つこと」という言葉が実感できる。
実は、私たちの人生は『待つこと』の連続だ。

入学試験を受けた後、合格の知らせを待ち、どんな人と出会うのか焦りながら待ち、子供が生まれるのを待ち、子供が一歩を踏み出すのを待って…。

しかし待つことは簡単ではない。
目まぐるしく変わる社会に慣れている若者たちにとって「待つこと」は慣れにくい課題だ。

結婚情報会社デュオが実施したアンケート調査でも、これを確認することができる。

男女それぞれ150人ずつ300人を対象にしたアンケート調査で、回答者のほとんど(72.3%)が恋人の返事速度を重要視した。返事の速度に対する関心は男性(66.7%)より女性(78.0%)が少し高かった。

返事を送る速度に関心を持つ理由は何だろうか?

回答者の半分近い46%が「返信の速度と関心の程度は比例するため」という理由を書いた。今すぐ返事をもらえないとしたら、自分の存在が関心の対象から遠ざかっていると感じるという意味だ。このほか「何かあったのか心配だから」(26.3%)、「たくさん話したくて」(15.0%)は返事が来ないとやきもきする理由だった。

返事が早く来ることを重要視しない理由については、男女とも「相手の連絡スタイルを尊重する」(37.7%)という理由だった。
男性の場合、この他に「恋人同士の信頼が厚いから」(19.3%)、「直接会った時の会話が重要だから」(14.7%)を選択した。女性は「返事の速度が関心の程度ではないから」(20.0%)、「連絡にこだわりたくないから」(17.3%)だった。

未婚の男女が考える早い返事の速度はどのくらいだろうか?

半数近い回答者が早い返信を見て「10分以内」(49.0%)と答えた。「30分以内」(22.7%)、「1時間以内」(14.3%)という回答が後に続いた。事実上、メッセージを見るなりすぐに連絡を取らないと早いとは言えない。

返事が遅くなって恋人同士の仲が悪くなることがあるだろうか?
そうだ。このアンケートに答えた男性10人のうち8人(75.3%)が、返事のスピードが遅い場合、他の恋人とも付き合うことができると答えた。女性は男性に比べて少ないが、半分程度(51.3%)が「そうだ」と同意した。
  • Lim, Chul
  • 入力 2020-10-29 00:00:00




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