トップ > コリアナウ > 社会 > 韓「病床大乱」…病床不足で一日に24人死亡「最多」
首都圏は社会的距離の確保「2.5段階」を実施してから2週間が経過したが、国内のコロナ19確定者は連日1000人前後で増加し、累積で5万人を突破した。死亡者は20日の一日だけで24人と歴代最多だった。しかし政府は社会的距離の確保「第3段階」への格上げなしに22日、クリスマスと新年連休にそなえた「ピンセット」強化措置を発表する予定だ。
中央防疫対策本部は21日午前0時の時点で、新規感染者は926人増えて累積で5万591人と発表した。累積感染者が3万人から4万人まで増えるのに20日ほどかかったが、今回は11日めで5万人を超えた。この日は六日ぶりに確定者1000人を下回ったが、検査数が少ない休日の影響によるもので、拡散傾向が鈍化したわけではない。の鄭銀敬（チョン・ウンギョン）本部長はこの日のブリーフィングで、「先週の感染再生指数（確定者1人が何人を感染させるかを示す指標）が1.28程度で、来週には新規感染者が1000～1200人発生するだろう」とし、「（距離の確保関連で）抑制効果があってこれ以上の急増は防いでいるが、この流行の頂点を折って反転を起こすほどまでの効果はないと判断している」と分析した。続いて同氏は、「高齢で基底疾患の方の最後のクリスマスにならないように、すべてが団結して動きを止めて対面集会の取り消しが必要だ」と付け加えた。
死亡者はこの日の0時の時点で24人で、国内でコロナ19の最初の確定者があらわれた去る1月20日以来で最多の数値だ。直前の最多記録は去る17日の22人だった。今月の死亡者は172人で、コロナ19による死亡者全体（698人）の25％を占めている。全死亡者698人のうちで自宅待機中に死亡した人は3人で、医療機関への入院待機中に死亡した人は22人だ。危篤・重症患者も1日の97人から、この日の0時までに274人と大幅に増えた。集中治療病床は全国に42床で、ソウルに6床が残っているが、仁川と京畿道は1つも残っていなかった。
地域発生の確定者は週間で一日平均989人で、距離の確保3段階（一週間で一日平均800～1000人）の上限寸前にまで達したが、政府は段階の格上ではなく「ピンセット」強化措置の発表を続けている。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ戦略企画班長は、「（5人以上の集合禁止など）一部をソウル市で最初に実施するものであり、今日の議論を経て総合的な案を明日に発表する予定」だとし、「スキー場などの冬のレジャースポーツ施設や初日の出旅行、首都圏の療養病院などに対する防疫強化策を発表する」と語った。
政府は第3段階に格上げする場合、多重利用施設の運営者などが対処できるように、2～3日の準備期間を確保して発表する予定だ。
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韓「病床大乱」…病床不足で一日に24人死亡「最多」
首都圏は社会的距離の確保「2.5段階」を実施してから2週間が経過したが、国内のコロナ19確定者は連日1000人前後で増加し、累積で5万人を突破した。死亡者は20日の一日だけで24人と歴代最多だった。しかし政府は社会的距離の確保「第3段階」への格上げなしに22日、クリスマスと新年連休にそなえた「ピンセット」強化措置を発表する予定だ。
中央防疫対策本部は21日午前0時の時点で、新規感染者は926人増えて累積で5万591人と発表した。累積感染者が3万人から4万人まで増えるのに20日ほどかかったが、今回は11日めで5万人を超えた。この日は六日ぶりに確定者1000人を下回ったが、検査数が少ない休日の影響によるもので、拡散傾向が鈍化したわけではない。の鄭銀敬（チョン・ウンギョン）本部長はこの日のブリーフィングで、「先週の感染再生指数（確定者1人が何人を感染させるかを示す指標）が1.28程度で、来週には新規感染者が1000～1200人発生するだろう」とし、「（距離の確保関連で）抑制効果があってこれ以上の急増は防いでいるが、この流行の頂点を折って反転を起こすほどまでの効果はないと判断している」と分析した。続いて同氏は、「高齢で基底疾患の方の最後のクリスマスにならないように、すべてが団結して動きを止めて対面集会の取り消しが必要だ」と付け加えた。
死亡者はこの日の0時の時点で24人で、国内でコロナ19の最初の確定者があらわれた去る1月20日以来で最多の数値だ。直前の最多記録は去る17日の22人だった。今月の死亡者は172人で、コロナ19による死亡者全体（698人）の25％を占めている。全死亡者698人のうちで自宅待機中に死亡した人は3人で、医療機関への入院待機中に死亡した人は22人だ。危篤・重症患者も1日の97人から、この日の0時までに274人と大幅に増えた。集中治療病床は全国に42床で、ソウルに6床が残っているが、仁川と京畿道は1つも残っていなかった。
地域発生の確定者は週間で一日平均989人で、距離の確保3段階（一週間で一日平均800～1000人）の上限寸前にまで達したが、政府は段階の格上ではなく「ピンセット」強化措置の発表を続けている。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ戦略企画班長は、「（5人以上の集合禁止など）一部をソウル市で最初に実施するものであり、今日の議論を経て総合的な案を明日に発表する予定」だとし、「スキー場などの冬のレジャースポーツ施設や初日の出旅行、首都圏の療養病院などに対する防疫強化策を発表する」と語った。
政府は第3段階に格上げする場合、多重利用施設の運営者などが対処できるように、2～3日の準備期間を確保して発表する予定だ。
- 毎日経済＿チョン・スルギ記者／ユン・ジウォン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2020-12-21 18:27:49
