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韓、去る25日「歴代最多」1200人台の確定者発生

「3段階」格上げを検討 

国内の「新型コロナウイルス感染症(コロナ19)」の確定者は、クリスマスの25日には1200人台となって再び最多記録を更新した。

これによって政府は27日午後に中央災難安全対策本部で会議を開き、「社会的距離の確保」を第3段階に格上げするかどうかを含む追加の対策を確定する。

26日の中央防疫対策本部によると、前日の午前0時の時点における新規感染者は1241人で、去る1月20日に国内でコロナ19患者が発生して以来で最多を記録した。

直前日(985人)よりも256人増えて、初めて1200人台となった。 「来週には一日に1000~1200人の確定者が出てくるかもしれない」という鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長の予測よりも時点が前倒しされて規模も大きくなった。

しかし政府は前日の確定者数の急増は「一時的な現象」である可能性が高いとし、拡大解釈を警戒した。ソウル東部拘置所で288人が一度に確定判定を受けた影響が大きく、それ以外の他の地域の確定者数はこれまでどおりの推移が続いているというのが政府の説明だ。

この日の午前0時を基準に発表される新規感染者はここ1週間の流れと同様に900人台で、1000人前後で集計されるものと思われる。

防疫当局とソウル市などの各地方自治体が前日の午前0時から午後6時までの中間集計した確定者の合計は726名だ。直前日の同じ時間に集計された668人よりも58人多かった。

前日の場合は、予期しなかったソウル東部拘置所の二次集団感染の確定者288人が追加されたことで1200人台まで現れた。

最近、感染者が大量に出てきた療養病院や教会などに加え、職場、食堂、動物病院などの日常のあちこちでの新規の集団感染も、コロナ19の拡散傾向に影響を及ぼしている。

主な新規感染事例をみると、京畿道光州市の食肉加工業者と関連して従業員など計18人が確定され、忠南・天安市の食料品店・食堂と関連して利用者と利用者の知人など33人が感染した。

また慶尚南道巨済市の動物病院の事例では、従業員とその家族など今までに16人が陽性判定を受けたし、河東郡の知人の集まりと関連しては計14人が確定した。

このほかに京畿道富川市のヒョプラス療養病院(累積163人)、忠清北道清州市のチャムサラン老人養老院(98人)など、既存の感染脆弱施設における感染事例の発症規模も連日大きくなっている。

感染経路が不明の割合も27%台から落ちていない。この22~25日(27.1%→27.4%→27.8%→27.2%)は4日連続で27%台を記録した。

この比率は今月に入って6日まで15~16%台を維持したが、8日(20.7%)に20%を超えた後は継続して上昇傾向を見せている。確定者10人のうち3人ほどは感染経路が判らないということで、これは今でもどこかで「静か伝播」が起きていることを意味する。

中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は最近の流行状況と関連して、「状況を反転させ、(感染者発生の推移を)減少傾向にもっていくべきだが、減らすことができない部分を限界として受け入れる」とし、「このことから小グループとの接触そのものを減らすことが最も重要な措置だと判断し、このような観点から年末年始の特別防疫対策を発表した」と説明した。

また「国民の皆様には年末年始の特別防疫期間に議や移動を控えていただき、防疫上の注意を徹底して守っていただければ年初から反転傾向が現れると予想している」と付け加えた。
  • 毎日経済_キム・スンハン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-12-26 06:07:47




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