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【韓国でアンケート】会社員77.2%「新型コロナ、行きたくない集まりに使える丁度いい言い訳」

トレンドモニター、会社員1000人を対象にアンケート調査 

2020年から2021年へと続く年末年始、家の中に閉じこめられていた。
同窓会や郷友会はもちろん、知人数人と会ってささやかに一杯飲もうとした約束も、次々とキャンセルされた。

年始にある会社の仕事始め式や集まりも似たような運命だ。

年末の雰囲気に包まれ通りを歩き回りながら、がっつり酔いたかった酒党たちは、やや苦々しく舌鼓を打つが、会社員の大半はむしろその雰囲気を喜んでいるようだ。

市場調査専門企業エムブレイントレンドモニターが19~59歳の会社員男女1000人を対象に実施したアンケート調査で、回答者10人のうち7人(77.3%)以上が「新型コロナウイルスが行きたくなかった集まりに対する良い言い訳」という点に共感を示した。「新型コロナウイルスによって強制的な集まりがなくなったのが極めて幸いだ」という回答者も72.3%だった。

今まで出席したくなくてもやむを得ず参加するしかなかった儀礼の年末の集まりが多かったことを示唆する結果だ。

社会的距離の確保でやむを得ないことではあるが、会社員の大部分は年末年始を家で休むか、家族と過ごす予定だと明らかにした。回答者のうち33.9%が「家で休みたい」という意思を示し、「家族と家に滞在する」(23.3%)、「一緒に過ごす」(10.9%)、「軽い家族の集まり」(9.6%)という答えが多かった。

「社会的距離の確保」に対する政府施策に参加するという回答率も90.7%に達する。ただ「他人が政府の施策を破って年末年始に集まりを持って楽しむのではないか心配だ」という意見も78.2%に達する点は注目するべきだ。

  • 【韓国でアンケート】会社員77.2%「新型コロナ、行きたくない集まりに使える丁度いい言い訳」
面倒な集まりからは解放されたが、年齢と関係なく2020年は不満な年だった。
アンケートに参加した会社員たちがつけた満足度は平均50.4点に過ぎない。

最も不満足な理由は「新型コロナウイルスによって人間関係が断絶した」(66.8%)と感じるためだ。 「日常生活そのものが満足できない1年だったから」(59.1%)と答えた人も半分以上だった。これもまた新型コロナウイルスと関連していないと言い切れない理由だ。

とにかく、新型コロナウイルスは2020年の一年間、韓国人の日常を憂鬱にさせてしまった。
  • Lim, Chul
  • 入力 2021-01-02 00:00:00




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