韓、36億奪い取った「サイバー詐欺団」を検挙



# 済州警察庁サイバー捜査隊は昨年、インターネットカフェ「チュンゴナラ(中古の国)」などの中古品販売詐欺で36億3775万ウォンを横取りした一団14人を検挙した。この詐欺組織は2014年から昨年まで、フィリピンに事務所を置いて犯行を繰り返したことが調査から明らかになった。詐欺組織員は偽造身分証明書を利用して犯罪収益を仮想通貨取引所を通じてロンダリングするなど、緻密に活動してきた。警察はこの一団のうちの10人を拘束した。

# 仁川彌鄒忽(ミチュホル)警察署は昨年、電話金融詐欺(ボイスフィッシング)組織123人を検挙し、36人を拘束した。この一団は昨年の初めから3月中旬までボイスフィッシングの総責任者と共謀して、被害者から計8億5000万ウォンをだまし取ったことが分かった。これらの詐欺組織は総責任者をはじめ、コールセンターの相談員、送金責任者、引き出し責任者などの役割りを細分化して、警察の取り締まりを避けようとしたことが分かった。

昨年、サイバー犯罪が前年に比べて33%近く急増したことが分かった。ボイスフィッシングの場合、犯罪件数は減少したが、被害額は10%ほど増加した。詐欺罪全体の被害発生件数は、2019年の30万2000件から昨年は34万5000件に約14%増えた。警察は急増した詐欺犯罪に対応するために、特別取り締まりを推進することにした。


■ 警察庁国家捜査本部が特別取り締まり

警察庁国家捜査本部は31日、この2月1日からボイスフィッシング、保険詐欺、サイバー詐欺などの詐欺犯罪に対して特別取り締まりを推進すると発表した。国家捜査本部が発足して以来、事実上は初めての大規模な集中捜査を行うことになる。捜査期間は6月30日までの5ヶ月だ。

今回の特別取り締まりは、詐欺罪の被害が増加したことから詐欺犯罪を強力に取り締まり、庶民の経済的・精神的被害を防止するためだ。

キム・チャンリョン警察庁長は先だって記者懇談会で、「詐欺共和国という言葉が出るまわほど、詐欺による韓国国民の被害は深刻だ」とし、「新たに発足する国家捜査本部が詐欺だけは確実に減らしていくことができるように、強力な取り締まりと被害保全措置を講じる」と予告した。特別取り締まりは警察庁と各市・道の警察庁に専門担当班を置き、市・道警察庁の直接捜査部門と知能・経済・サイバーチームなどの警察署の専門捜査チームを中心に捜査力を集中する予定だ。

実際に、警察は市・道警察庁などの犯罪収益追跡チーム149人を捜査活動全般に投入し、詐欺犯罪の収益に対しては最後まで追跡・保全することにより、被害者の実質的な被害回復を支援する方針だ。昨年の犯罪収益の保全金額は813億ウォンで、前年よりも16%増加した。

重点取り締まり対象はボイスフィッシング、生活詐欺(保険・雇用など)、物品の取引きや「モムケムフィッシング」などのサイバー詐欺だ。

ボイスフィッシングに対応するために警察庁で初の「電気通信金融詐欺捜査状況室」を運営し、地域別の被害発生状況をリアルタイムで分析して捜査を指揮することにした。

また、ボイスフィッシングの宿主の役割を果たす別名「コールセンター」に対する追跡捜査によって、総責任者を検挙して「犯罪団体組織罪」を適用して強力に処罰する予定だ。警察署知能チーム・経済チーム・強力チームは現金回収策と引き出し策などの組織員の検挙に力を入れ、海外逃避中の被疑者に対しては「インターポール赤色手配」と身柄送還を積極的に推進することにした。

サイバー犯罪者を検挙するため市・道警察庁に「サイバー経済犯罪捜査チーム」も新設する。
  • 毎日経済_イ・ユンシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-02-01 07:26:18