内蔵寺大雄殿…放火した僧侶を拘束

法院「逃走の懸念高い」 

全北井邑市の内蔵寺大雄殿に火をつけた50代の僧侶が拘束された。全州地方法院井邑支所は7日、現住建造物放火の疑いで警察が拘束令状を申請した内蔵寺僧侶のチェ某氏(54)に対する令状を発行した。法院は「逃走する恐れがある」と令状の発布理由を明らかにした。

令状実質審査を控えて出席したチェ某氏は「なぜ火を放ったのか」という取材陣の質問に、「深く謝罪申し上げる」と語った。 「なぜ犯行したのか」と尋ねると「酒を飲んで偶発的にだった。瞬間的に判断できなくなった。犯行直後、すぐさま後悔した」と答えた。 「火をつけた後になぜ直接申告したのか」という質問には「(火が)山に広がるとたいへんだからそうした」と述べた。

チェ某氏は去る5日午後6時30分頃、内蔵寺で保管中だったガソリンを大雄殿にまいて火をつけた疑いを受けている。チェ某氏は放火5分後に警察に電話をかけ、「大雄殿に火をつけた」と直接申告した。

チェ某氏は警察と消防当局が寺に到着するまで脱出せずに現場にとどまっていたところ、現行犯で緊急逮捕した。チェ某氏は警察に「一緒に生活していた僧侶たちに冷たくされたので偶発的に火をつけた」と犯行を自白した。チェ某氏は去る1月、内蔵寺に修行僧として入山して生活してきたことが明らかになった。

これに対して、内蔵寺の大愚(テウ)僧侶は「チェ某氏が警察に僧侶と不和が放火の理由だと陳述したのは間違っている」とし、「寺院内で僧侶6人の争いや不和は全くなかった」とチェ某氏の主張に反論した。テウ僧侶は続けて「チェ某氏は最近この教団に入ってきたが、差別せず温かく迎えた」と付け加えた。

曹渓宗は内蔵寺大雄殿放火事件と関連し、「宗団内部の規律である宗憲宗法で定められた最もきびしい懲戒が行われるようにする」とし、「宗団所属の僧侶が大雄殿に故意に火をつけた行為は、その何ものでも正当化できない」とした。続いて「放火事件が発生することになった原因と背景についても徹底的に調査する」と付け加えた。
  • 毎日経済 | 井邑=パク・チンジュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2021-03-07 20:25:04