進化する現代自のロボット…小型電動移動体「MobED」公開



現代自動車グループのロボティクス事業が外縁を大幅に拡大している。主に室内で使われるサービスロボットを上に搭載できるように、小さくて平らな移動体を別途に開発した。この上にロボットや撮影機材を搭載すれば、室内だけでなく屋外でも活用できる。現代自動車グループは今回の小型移動体を、今後は物流配送用にも投入する計画だ。

現代自動車グループは16日、フラットな車体に四輪が付いた小型電動移動体「MobED(モベド)」を開発したと明らかにした。モベドゥの実物は来年の1月、米国の「国際電子製品博覧会(CES)」で初めて公開される予定であることからさらに関心を集める。

現代自動車グループはすでに自社ロボティクスラボを通じて、作業用ロボットや車両展示場内の案内ロボット「タリ」などを開発してきた。特に今年は米国のロボット企業ボストンダイナミックスの買収を完了することで、危険な地域に投入可能なロボット犬「スポット」も実際の作業場で運営中だ。

ロボット犬のスポットは現在、キアオートランド京畿光明市事業場で試験運営されている。現代自動車グループのロボティクスラボは、自社開発した人工知能(AI)ベースのデータ処理装置をスポットに適用した。スポットは前後左右への自由な歩行が可能で、障害物も飛び越えることができるため、人が立ち入ると危険な場所でも任務を遂行できる。

ロボットもまた移動体であるだけに、現代自動車グループはサービスロボットのスムーズな移動を可能にする電動化車両の開発に注力してきた。その結果物が今回公開された「モベド」だ。

最も大きな特徴は、4つの車輪が互いに独立しているということだ。車輪ごとに操舵角や回転数がすべて異なり、フラットな車体を常に水平に保つことができる。今回公開されたモベドの実物写真を見ても、平らな車体の上に数十個のグラスを積み重ねてあるが、倒れることなく傾斜面を登る。4つのホイールはその位置で360度に回り、あらゆる方向に移動できる。前・後輪の距離も45センチから最大で65センチまで調節することができ、狭い道も容易に抜け出せる。

フラットな直方体状の車体は幅60センチと長さ67センチそして高さ33センチの大きさで、重さは50キログラムほどにしか過ぎない。 2kwh(キロワット時)容量のバッテリーを搭載した電動化車両だが、最大速度は30km/hほどで遅い方だ。 1回充電で4時間ほど走行が可能だ。ただしモベドのサイズを変更すると、さらに大きなバッテリー容量と長い走行距離も可能だ。地面からの衝撃を効果的に吸収できるように、直径12インチサイズのタイヤが適用された点も目を引く。特にモベドゥはスケートボードのようなプラットフォームの形で開発されたため、どんな装置を搭載するかによって多様に活用できる。

現代自動車は来年1月に米「CES 2022」に参加し、「ロボティクス」をテーマに未来ビジョンと新概念のロボットを発表する。 CES展示館ではモベドの実物が登場する予定だ。
  • 毎日経済 | ソ・ジンウ記者
  • 入力 2021-12-16 17:31:58