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自律走行車のセキュリティ市場が急成長…自動車・電装業界で


  • 自律走行車のセキュリティ市場が急成長…自動車・電装業界で

今年は国内でハンドルをつかむ必要のない自動運転レベル3の車両商用化が予定されているなかで、自動車業界も車両のセキュリティに神経を使っている。現代自動車は各部門の人材を選抜し、セキュリティ強化関連チームの運営を本格稼動した。 LGグループはドイツ自動車工業会(VDA)の情報セキュリティ認証を取得し、自律走行車などに供給する電装製品の高度化に乗り出した。

自律走行車は多数の検知センサーを介して車両と車両、車両と道路の構成要素が互いに通信し、データをやり取りしつつ走る。しかし、それだけ車両所有者の個人情報流出の可能性も高い。したがって完成車と電子業界は自律走行車に対するハッキング防止など、最近はセキュリティ技術の開発に全力投球している。

15日の業界によると現代自動車は今年の下半期、高速道路や自動車専用道路で運転者がハンドルを握らなくても運行可能なレベル3車両を商用化モデルとして出荷する。最初の車両はジェネシスを代表する高級セダン「G90」だ。これに先立ち独メルセデス・ベンツは今年の上半期に「ザ・ニューSクラス」に、独BMWは今年中に出荷される「7シリーズ」と電気自動車「i7」にそれぞれ自律走行レベル3の技術を適用する。これらの車両はまずは自動車専用道路を対象にレベル3を適用するが、実際にレベル3の自律走行は交通信号までを認識することから、前車との間隔を維持する自律走行レベル2とは異なりハンドルを握る必要はなくなる。

現代・キア自動車はいったんエコカーと自律走行車の需要が高い欧州市場を狙い、輸出用自律走行車のセキュリティから強化している。最近、欧州サイバーセキュリティ法規の「サイバーセキュリティ管理体系(CSMS)」認証を取得した。今年の7月から欧州で販売される新車と2024年7月から現地で販売されるすべての量産車は、国連欧州経済委員会(UNECE)が制定したサイバーセキュリティ法規(R-155)を満たさなければならない。

CSMS認証は車両開発から廃車に至るまで、車両のライフサイクル全般に対するサイバーセキュリティ管理体制の確立・運営を義務化しているだけに、現代・キア自動車は社内業務の推進過程から全面改編した。

今後、現代・キア自動車は米国などの大規模な自動車市場でも、このようなセキュリティ認証獲得を通じて自救策を設けていく計画だ。ベンツとBMWも欧州ブランドであるだけに、現地のセキュリティ認証の取得に熱を上げている。

次世代自動車用電子機器の事業育成に積極的に飛び込んだLGグループは、世界的な情報セキュリティ認証「TISAX」を電装事業の主要な部門で獲得した。LG電子はこの日、ソウル市江西区に所在するLGサイエンスパークおよび京畿道平沢市のLGデジタルパークなどのVS(電装)事業本部の核心事業場と、仁川市西区にあるLGマグナ・イーパワートレイン事業場はすべてTISAX認証を得たと明らかにした。

TISAXは自動車メーカーのセキュリティ評価基準を標準化するためにドイツ自動車工業会が作成した、世界的な情報セキュリティ認証だ。国際標準化機構の規定を土台にして、△情報セキュリティ体系、△協力社のセキュリティ体系、△データ保護体系、△試製品の保護体系などの4つの側面でセキュリティ性を立証した。

自動車業界と電装部品業界でセキュリティの必要性が高まるやいなや、情報技術(IT)企業の中で車両用セキュリティ技術を保有した企業も評価が上がっている。ハードウェアセキュリティモジュール技術を開発した国内企業のシオ(ciot)は、既存のセキュリティ技術を適用しにくい通信端末や自動車用電装部品に容易に適用可能なソフトウェアをリリースしている。このことから昨年の売上げは2020年よりも180%増え、今年はすでに昨年の売上げよりも2.5倍多い受注量を確保した状態だ。
  • 毎日経済 | ソ・ジヌ記者/チョン・ユジョン記者
  • 入力 2022-02-15 20:08:08