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ダウムカカオ、株式公開初日に高騰出発

IT銘柄、5年ぶりに時価総額1位に登板 

  • ダウムカカオ、株式公開初日に高騰出発
△写真=14日午前、ソウル汝矣島の韓国取引所で開かれた「ダウムカカオ」の合併上場のイベントでダウムカカオの崔世勲(チェ・セフン)共同代表が上場を発表する太鼓を鳴らしている。

ダウムとカカオの合併法人である「ダウムカカオ」がコスダック(KOSDAQ)時価総額1位になり、一番人気の銘柄として出発した。コスダックで情報技術(IT)企業が時価総額1位になったのはSKブロードバンド以来5年9か月ぶりのことだ。ダウムカカオの李碩祐(イ・ソクウ)代表取締役が検察の家宅捜索の騒動により利用者の離脱を防ぐため直接乗り出したところ、投資家の雰囲気が一日の間で変わり、ダウムカカオ株価は急騰した。ダウムカカオの奮戦で、前日急落したコスダック指数も1.82%の反騰に成功した。

14日、コスダック市場でダウムカカオは、前日より1万700ウォン(8.33%)上がった13万9100ウォンで取引を終えた。この日の取引量は237万1122株に達した。合併発表の3日後に当たる、5月29日以降最も多かった。旧カカオの株主が市場に売り、それを新規投資家が相当部分を買い付けたものとみられる。

ダウムカカオの時価総額は7兆8679億ウォンで、既存の首位だったセルトリオンを抜いて堂々とコスダック1位に上がった。上場株式数も1356万2629株から5656万3063株へと大幅に増加した。以前まで1位だったバイオ企業のセルトリオン(4兆4523億ウォン)は一段階下がった。過去にITブームを成したコスダックの象徴として、モバイルコンテンツ最前線にあるカカオがこの位置についたということに意味を置くアナリストも少なくない。

韓国取引所の関係者は、「ダウムカカオの株式公開以来、コスダックがハイテク株中心の市場としてのアイデンティティが強化されたら」とし、「投資家の関心が増して市場の活性化にも寄与するだろう」と展望した。 SKブロードバンドが時価総額1位の座を奪われた2009年1月以降は発電会社テウン(taewoong)とセルトリオンがこの位置を守ってきた。

証券業界では、難しい峠は越え、ダウムカカオが新規事業に集中することができる雰囲気が造成されたと見ている。
  • 毎日経済_ユン・ジェオン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-14 17:25:39




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