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3Dプリンティング発展の鍵は「オープンソース文化」


  • 3Dプリンティング発展の鍵は「オープンソース文化」
3Dプリンティングが業界全体の当然の技術的な流れとして浮上し、業界は3Dプリンタ産業をどのように発展させるかについて、次の段階の悩みに入った。

タイド(Tide)のコ・サン代表は「3Dプリンタが何かを複製することができる機械であれば、複製のためのソースが必要だ。最近、オンライン上に無料で3Dモデルのソースをアップロードする、オープンソースの傾向は注目する部分」と強調した。

3Dプリンティング市場が著作権文化を新たに形成しているのだ。彼は「3Dプリンティングと関連した無料コンテンツが上がってくる量が毎年急増しており、早い速度で共有されている」と説明した。なお、「従来は3Dプリンティングがデザインを複製するという点で、著作権上の問題として提起されてきたが、3Dプリンタ制作者が3Dプリンタ活用法やデザインソースなどを自由に共有し始め、3Dプリンティング市場自体を発展させている」と伝えた。

業界は3Dプリンティングの著作権の問題ではなく、3Dプリンタの使用の大衆化に伴って発生するその他の産業に注目しているのだ。 「3Dプリンティング技術が著作権に明らかに良くない影響を与える部分もあるが、もう少し広く見る必要がある」というのがコ・サン代表の説明だ。

今、3次産業の中心に3Dプリンタがあり、海外市場で急成長しているメーカーフェア(Maker Faire)においても何かを作って紹介するために、3Dプリンタ活用が避けられない状況になった。著作権に執着する場合ではなく、その次の市場を見なければならないということだ。コ・サン代表は「海外のオンラインサイトの管理者は、3Dプリンタで何かを作ることができる方法を無料で共有することにより、一躍スターダムに上がった。現在の売上高は数百億ウォンを超える」と言いながら、オープンソースの肯定的な事例を説明した。

このような流れに沿って、国内でもここ数年、新しい3Dプリンタ業界の人材を養成するという計画を持って、産業全般で活発な動きを見せている。また、来年度の3Dプリンティング業界の投資額だけでも400億ウォン以上に策定されており、今後の市場の発展に拍車をかける見通しだ。

このように、3D印刷が単に通り過ぎるトレンドではなく、一つの市場を作るほどの巨大なトレンドに成長している中で、業界のユニークなオープンソース文化が3Dプリンティング業界に継続的に肯定的な影響を与えるか注目される。
  • シックニュース_イム・ソヨン記者/写真=イ・ミファ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-05 18:21:10




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