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SeeON(シーオン) 、アン・ビョンイク代表のスマート経営

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O2Oサービスは、オンラインを介して消費者を集め、オフラインの店頭につなげ商取引を誘発するビジネスを指す。最も基本的な適用事例が外食関連サービスだ。ソーシャルコマースを利用して事前に割引された価格でメニューを販売したり、デリバリーフードサービスアプリを利用するものだ。これよりさらに発展した形として、望む場所の周辺で、目的の商品を購入して割引を受けることもできれば本当のO2Oサービスと言えるだろう。

これらのO2Oサービスのポイントは、情報の信頼性だ。情報の信頼性がIT企業の収益性を担保する要素であるためだ。私たちはあまりにも多くの情報の洪水の中で生きている。グルメや商品の情報を取得しようとコンピュータでインターネットに接続すると商品の情報ではなく広告の洪水の中でさまようことになり、最終的には信頼性の高い人脈を動員するケースが多い。代案として注目されているクラウドソーシングを活用したソーシャルサービスは、情報の信頼性の問題を解決することができる方案で、米国のIT市場でもクラウドソーシングを活用したソーシャルサービスがますます増えている。

クラウドソーシングサービスは大衆(crowd)と外部活用(outsourcing)の合成語で、生産・サービスなど、企業活動の一部の過程に大衆を参加させることをいう。一般大衆の斬新なアイディアや意見などを集めて製品やサービスを作成した後、そこで創出される収益を参加者と共有するものだ。米国のIT雑誌「ワイアード」の客員編集者であり、「インサイドドットコム」の首席編集長として活動していたジェフ・ハウ(Jeff Howe)が2006年6月に雑誌「ワイアード(Wired)」に初めて紹介した。クラウドソーシングは、外部リソースを活用して創造性と専門性を補完することができる上に、その対象範囲を大幅に増やしてコストも下げることができる。創造的なアイデアやプロジェクトを広報し、これを実現できるように大衆から十匙一飯の後援を受けるクラウドファンディング(crowd funding)や、誰もが自由に文章を書くことができるオンライン百科事典であるウィキペディア(Wikipedia)もクラウドソーシングの一種として見ることができる。

我が国でも、これらのクラウドソーシングサービスを活用したサービスが登場しているが、最も頭角を表しているサービスアプリが、まさに位置基盤のサービスを提供するSeeONの「食神ホットプレイス」だ。食神ホットプレイスは、ユーザーが直接参加して残したレビュー、写真などのユーザーデータに基づいて運営されているグルメ情報アプリだ。SeeONは、これらのデータを別々に分析・加工して、インターネットのウェブとモバイルアプリで提供する。食神ホットプレイスは、1億2,000万件チェックインと約100万件のユーザー作成場所をデータとして蓄積しており、ユーザーの訪問回数、評価、レビュー、評価などを点数でつけ消費者から信頼を得ている。これらのユーザーの信頼性の確保は、O2Oサービス市場が活性化されたとき、最大の可能性を持つことになる。

しばしば「フリーソフトでどうやってお金を稼ぐのか」という質問をするが、IT創業者たちは、「ソフトウェアは無料だが、それを取り巻くすべてのことを販売することができる」と応酬する。情報の洪水の中で、ユーザーがいる位置で商品やサービスの信頼性の高い情報を入手することができる場合は消極的消費者を積極的かつ能動的な消費者に変化させることができるからだ。最近のような不況には信頼性の高い情報がさらに必要だ。
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  • 入力 2014-12-03 14:15:02




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