中小食品企業協力の成功事例、食肉即席販売店「アーバンナイフ」

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最近訪れたソウル広津区九宜(クイ)洞99㎡(約30坪)規模の店舗。直接作った手製ソーセージとハムを求めて来た客を迎えるのに職員6人が慌ただしく動く。ソーセージとハムを活用した多様な料理を現場で味わえる座席も35個用意されている。

昨年9月にオープンしたここは、ドイツ「メツゲライ」や米国「ブッチャーショップ」のような食肉即席販売加工店だ。「アーバンナイフ(Urban Knife)」という商号がついているこの特別な精肉店は、昨年10月政府が一般精肉店で手製ハムとソーセージを作って売れるよう許容し、姿を現した韓国型メツゲライだ。

アーバンナイフ1号店が先月達成した売上額は、約6100億ウォン。昨年9月にオープンして以来アーバンナイフ営業利益は5.5%で同種業界平均値(2.7%)対比倍ほどになる。

韓国型メツゲライの主役は大企業食品業者でも、素手ですくっと立ち上がった自営業者でもない。年売上高が多くて70億ウォンに過ぎない零細食品・流通業者4社が一か所に集まったKMCIという合作企業だ。

ハム・ソーセージ製造業者であるテギョンハムを筆頭に屠畜・精肉流通業者であるセーフ通商とブノン産業、香辛料輸入・販売業者であるミートウェルなど4社の零細食品業者がつくった中小企業であるKMCIは、今年のうちにソウルと京畿道等地に5号店の開店を目標としている。

零細食品業者がアイディアと技術力でぐるぐると団結した。「Ma Joong Mul(誘い水)」は中小食品業者間の協力を誘導し、業者を組織化することで中小企業製品開発と販売拡大、外国市場進出を活性化するため、昨年農林畜産食品部と農水産流通公社(aT)が始めた「中小食品企業協力支援事業」だ。

これはマーケティングと原副資材受給、店舗インテリア、職員教育をはじめとした初期費用を耐えられる能力のない零細業者に組織化を前提にいわゆる「マッチング費用」を支援する事業だ。

国内食品市場規模は毎年成長する反面、国内食品製造業者4423社のうち、年売上50億ウォンを下回る零細業者は2012年末基準、合計2598社で全体のうち58.7%に達する。

政府がKMCIをはじめとした合作法人に昨年支援した資金は合計51億ウォン。このお金で合計75社の零細業者が19の協力事業を始めた。昨年5月にオープンしたKMCIが政府から受けた資金は3億ウォン。この資金で会社は今年15億ウォン余りを見通している。
  • 毎日経済_チョン・ソクウ記者/写真=アーバンナイフホームページ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-01-14 17:13:53