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過度な手の洗浄剤使用は、皮膚炎を誘発…石鹸で十分


  • 過度な手の洗浄剤使用は、皮膚炎を誘発…石鹸で十分
中東呼吸器症候群(マーズ / MERS)感染を予防する最もよい方法として徹底的な手洗いを推奨している。専門家らの助言通り、多くの人が不安な気持ちで一日に数十回も手を洗い、手の洗浄剤を携帯して手を清潔にしている。手の洗浄剤は品薄現象まで生じているほどだ。オンラインストアでもマスクと一緒に飛ぶように売れている。

しかし、過度な手の洗浄剤の使用は、かえって皮膚の健康を害する可能性がある。在庫切れ現象により、流通期限が過ぎた製品まで販売されているというから、細心の注意が必要だ。ジェルタイプの抗菌性手洗浄剤にはアルコール成分が含まれており、頻繁に使用する場合、皮膚が乾燥して、皮膚に刺激となる。

カンハン皮膚科のカン・ジンス院長は「手の洗浄剤は、いつでもどこでも手軽に手を洗うことができるという大きな利点があるが、やむを得ない場合を除いては、水と石鹸で手を洗うのが一番好ましい」とし「敏感な皮膚の場合、皮膚アレルギーや接触性皮膚炎を起こすことがある」と述べた。カン院長は「手肌の乾燥した状態が繰り返され、ひどくなると湿疹、胎熱、アトピー性皮膚疾患が発生することがある」と注意を促した。流通期限が過ぎた古い製品であればあるほど、細菌の除去効果が著しく劣るため、購入時に流通期限をチェックしなければならない。

石鹸による洗浄よりも抗菌効果のある手の洗浄剤がはるかに除菌に優れているというのも誤った認識だ。一般的に石鹸で手を洗ったら99%、手の洗浄剤は98%、ただ水だけで洗っても手の細菌が90%程度除去される。したがって、MERSが心配であるなら普通の石鹸を使用して、暖かい水で約2分以上隅々まで洗うほうがはるかに良い。手を洗うときは、手に石鹸をつけて泡を十分に出したあと、手のひらと手のひらを合わせてこすって、指を取り合ってこする。また、手のひらと手の甲を合わせてこすって洗わなければならない。

指は、手のひらで包んで洗わなければならず、手指を交互に挟んでこする。特に細菌の温床である爪を洗うときは、爪を反対側の手のひらにこすり洗わなければならない。石鹸は液状石けんが良い。固形石鹸は、濡れた状態で汚染しやすいため、小さく切って使用したり、よく乾かして使用するほうが良い。

多くの人が使用するタオルは、菌の媒介体になる恐れがあるため、家庭では頻繁に新しいタオルに交換して、外部では使い捨ての紙タオルや内部の洗浄がよくされている空気乾燥機を使用するのが良い。最後に、手をよく乾燥させた後は、常に保湿ローションを塗って保湿をしてこそ健康な手を維持することができる。

頻繁に手を洗うせいで、手の角質がボロボロになったり、湿疹やアレルギーが出たときは、ベビー用中性石鹸や中性洗剤を使用して、それでもよくならなければ、ただ水できれいに洗わなければならない。
  • 毎日経済_イ・ビョンムン医療専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-19 16:05:31