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トッズ、ミーティング空間サービス提供…650万人利用

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トッズ(TOZ)は韓国最初のミーティング空間サービス提供企業だ。企業セミナーと講演、ワークショップ、プレゼンテーション空間を提供することから、小さいものでは各種コミュニティと集会、スタディグループなどに必要な空間を提供する。2002年に新村1号店をオープン以来、10年間で650万人が利用したトッズは、いまや時代の流れに合わせてアップグレードしている。単純にミーティングのための空間を提供するレベルをこえて、スマートワーキングとコラボレーションが可能なビジネス空間に生まれ変っている。

キム・ユンファン代表(41)は、「家賃と什器をそろえるだけでも負担になる瞬間、創業は重くなる」とし、「トッズは事業アイテムだけで創業を考える人々に有用な空間を提供する」と語った。現在、トッズはソウル、京畿、釜山など全国にミーティングセンター、ビジネスセンター、スマートワークセンターなど支店74カ所を運営し、青年起業家の屋台骨となっている。

キム代表が起業を決心したのは2000年だった。キム代表は「会計士の資格の試験勉強をしていたころ、勉強会のための空間を探せなかった記憶が脳裏を離れなかった」とし、「自分で直接ミーティング空間を作ってみよう」と決心した。

時流も彼の味方だった。当時はフリーチェル、ダウムカフェなどに基盤したオンライン・コミュニティが急成長し、オフライン集会のための空間需要が急増した時期だった。キム代表は「会社の設立まで1年近く、200あまりのオンラインコミュニティに接触し、400近いコミュニティに直接インタビューした」と振り返る。

当初の反応は冷たかった。なじみのないビジネスモデルだっただけに、開店直後の新村1号店を訪れる客は一日4~5人だけだった。それから5年間、キム代表は出勤途中の会社員にチラシを配り、トッズの宣伝に力を注いだ。そして10年余りが流れ、今ではトッズは年間100万人が訪ねる「国民的ミーティング空間」となった。また、イーランド、LG生活空間など5000あまりの企業と連携し、企業ビジネス空間を提供している。

最近、キム代表が力を入れているサービスは読書空間をアップグレードさせた「トッズスタディセンター」だ。トッズスタディセンターは、利用者の学習傾向に合わせた多様な空間を提供する高級読書室だ。7種類のパターンのカスタマイズ空間を提供するトッズスタディセンターは、昨年1号店を開設して以来、1年3ヶ月のあいだに全国23ヶ所の支店を開設した。

また政府ソウル庁舎と国会、世宗市などの主要地域に位置した政府のスマートワークセンター、KTが全国12ヶ所に開設したスマートワークセンターもトッズが運営を担っている。キム代表は、「スマートワークセンター事業拡大のため、げんざい国防部、安全行政部などと接触している段階」と語った。江南店をはじめ全国6ヶ所にあるトッズビジネスセンターは、プレゼンテーション機器やコピー機・ファックスなどのオフィス機器一式を備えている。独自のドリンク提供サービス、起業準備者のための秘書サービスも提供する。利用料金はひと月に最低20万ウォン台(1人室)から200万ウォン台(4~6人室)まで多様だ。

スタディセンターは利用環境が異なる消費者に多種な価格選択権を提供している。首都圏の場合、月定額制で15万ウォン前後、50時間定額券を購入した場合は9万ウォン台の低廉なコストで施設全体を利用できる。

会社概要
設立年度:2001年
所在地:ソウル西大門区ヨンセ路
主な製品:集い空間サービス
売上額:135億ウォン
従業員数:170人
  • 毎日経済_チョン・ジョンホン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-11-05 17:04:53




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