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プロバイオティクスで腸の健康・免疫・がん予防まで

ラクトバチルス・ビフィズス菌チェック・・・コーティングされた製品を選んでこそ腸まで到達 

  • プロバイオティクスで腸の健康・免疫・がん予防まで
私たちの体に有益な菌を指すプロバイオティクスは、免疫細胞70%が入っている腸の健康と免疫力強化だけでなく、抗がん作用・コレステロール低下などに効能があると知られており、市場が急成長している。2012年、食品医薬品安全処の健康機能食品生産実績分析によると、紅蔘製品のシェア率は減少した一方、プロバイオティクス製品は30%以上成長したことが分かった。

プロバイオティクスには1g当たり1億個以上の乳酸菌が含まれている。乳酸菌の種類としては、ラクトバチルス菌とビフィズス菌が代表的だ。ラクトバチルス菌は主に小腸、ビフィズス菌は大腸で機能すると知られている。ラクトバチルス菌は体内に入って免疫力強化・抗菌物質形成・腸内細菌構成正常化などの機能をする。

そのうち、韓国キムチの発酵に重要な役割をする菌でもあるラクトバチルス属の乳酸菌でラクトバチルス・プランタラムは、抗菌物質を生成して免疫機能を調節する。ラクトバチルスのまた異なる菌であるアシドフィルスは抗がん効果・血中コレステロール低下・ビタミンB群合成能力があり、過敏性大腸症候群による腹痛を減少させるのに卓越すると知られている。

大腸に作用するビフィズス菌は、大腸菌増殖の抑制・腸運動と排便活動強化などに効能がある。とくに、ビフィズス菌の一種であるロンガムは、下痢・腸炎・過敏性大腸症候群改善に役立つ菌として知られている。しかし、過多に服用すると下痢や腹部膨満感を引き起こすことがあり、乳酸菌アレルギー・感染性疾患の患者は、乳酸菌の摂取を自制しなければならないと専門家は助言する。

プロバイオティクスの一日推奨量は、乳酸菌1億~100億個程度で、あまりにも過度にプロバイオティクスを摂取するのは自制するようにと専門家は助言する。

プロバイオティクス製品を選ぶ時、小腸と大腸すべてに役立つようラクトバチルス菌とビフィダス菌がともに入っているものが良い。また、胃を通過する時、胃酸によって消滅せず腸まで到達し、増殖できるようコーティングされた製品を選ばなければならない。
  • 毎日経済_キム・ミヨン記者/写真_Photopark.com | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-06 15:02:18




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