トップ > テクノロジー > IT・科学 > 水1グラムで6個のLED電球をともす革新技術

水1グラムで6個のLED電球をともす革新技術

水と個体の接触面の変化で電気を生産する技術 

水1グラムで6個のLED電球をともすことができる新しい革新技術が開発されて話題になっている。

釜山大学物理学科パク・ヒョッキュ教授と研究陣が開発したこの技術は、科学専門誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」の最新号で紹介され、全世界の数多くの人々の関心を一身に集めている。

この革新的な技術はひと言で「水と固体の接触面の変化で電気を生産する技術」と表現することができる。

水と接触する固体表面が特定電荷(+または-)を帯びれば、水の中ではこれと反対のイオン電荷が分布(配向)するようになる。「電気二重層蓄電器」と呼ばれる、電荷分布に変化を起こして電気を発生させる原理だ。

研究陣は水と固体の接触面を変化させると、「電気二重層蓄電器」の容量と電荷の分布が変化しつつ電気が発生する原理を糾明した。接触面の変化は固体で水を押したり、振動を与える簡単な方法で可能だった。

この研究結果を基盤に、実際に水1グラムで6個のLED電球をともすことに成功した。

この革新的技術は「超小型発電機」を作ることができる足場を用意したという点でとても大きな成果に違いない。とても小さなサイズの発電機で電気を作り、多くのデジタル機器に電気を供給することができるし、少量の水さえあればどこでも電気を得ることができるからだ。

将来はこの技術が常用化され、多くの分野にうまく適用されればという思いだ。また、この技術を通じて電気バッテリーや多様な発電機製品も継続して開発されることも期待してみる。

  • 水1グラムで6個のLED電球をともす革新技術
  • 水1グラムで6個のLED電球をともす革新技術
  • 毎日経済 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-02-13 12:00:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア