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ピアシング、ケロイド性皮膚なのか確認必要

洒落込むと病気になる⑬/⑯ 

  • ピアシング、ケロイド性皮膚なのか確認必要
身体の一か所を突き抜いてチタン・金・銀・鍍金などの材質でつくったリングや棒状の形の装身具を差しこみ、個性を誇ることをピアシングという。身体の一部に穴をあける行為であるだけに、衛生的に神経を使わなければならない。しかし、ピアシングをした後、該当部位が腫れ上がったり痒くて分泌液が出るなど副作用を訴える人もおり、注意が要求されている。

ピアシング後、副作用が生じる原因のうちのひとつは、消毒しない道具と一回用でない道具を使用することだ。また、ピアシングを行う場所が衛生的でない場合と熟練していない施術者も副作用の原因として挙げられる。衛生管理がきちんとなされない所では、時おりいろんな人の肌に触れた針を消毒のみして繰り返し使用したりもする。このような所でピアシングをあける人のうち一部は、接触性皮膚炎で苦しむことがある。

個人の肌タイプによってピアシングの副作用が生じたりもする。傷がよく治らず傷跡が残るケロイド性体質の場合、ピアシング部位がこぶのように飛び出たりもするということだ。このため、ピアシングをする前、自身の肌タイプを十分に考慮する必要がある。

耳のような局所部位の肌をあけるのは比較的副作用が少ないほうだが、耳や鼻の軟骨は炎症が生じると軟骨が壊死するなど、副作用が深刻なほうだ。軟骨を下手にあけると軟骨をとりまく軟骨幕の内側に傷が生じ、血液もしくは分泌物が溜まって炎症があらわれやすい。

最近では芸能人ゾーン(zone)といって、かわいく見える耳の軟骨色々な所を無分別にあける女性もいる。

特定部位が治らないままその周辺に連続的にピアシングをすると、軟骨膜炎が生じる危険が大きくなり、耳が変形する場合もあるので注意しなければならない。ピアシングをしたいが、ケロイド性皮膚なのか確認できなかったり副作用などが心配されるなら、病院でメディカルピアシングを受けるのも方法だ。また、ピアシング後には手でさわったり髪の毛で刺激を与えないようにし、寝る時も押されないように気を付けるのがよい。
  • MKファッション_イ・イェウォン記者/写真_photopark.com
  • 入力 2013-08-25 10:37:14




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