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足の臭い、靴下を履かずに汗が過度に出て発生

履いた靴を翌日にすぐ履くのは良くない 

  • 足の臭い、靴下を履かずに汗が過度に出て発生
天気が暑くなりながら足の臭いで悩む人がめっきり増えた。靴を脱ぐ食堂がはばかる程度という人もいる。足の臭いの主な原因は汗だ。正確には汗の中で繁殖する細菌が問題だ。汗で靴の内側が湿気で濡れると、足の角質が自然に膨らむ。この時、細菌が汗で膨らんだ角質を分解しながら悪臭が出る化学物質をつくりだす。水虫もひとつの原因だ。結局、足に多汗症があったり汗の分泌が正常でも、靴下を履かずに汗が過度になると足の臭いが出るようになる。

正常な足なら生活習慣の矯正でも症状好転が可能だ。足の臭いがとてもきついなら、塗る抗生剤やアルミニウムクロライド製剤を処方する。アルミニウムクロライドは私たちがよく知っているデオドラントの主成分だ。肌の表皮層の汗腺を塞いで汗を抑制する原理をもっている。5000倍に希釈された過マンガン酸塩(KMnO4)溶液に足を定期的に浸す方法もある。しかし、この方法は肌に激しい刺激を与えることがあり、専門家との相談を通じて決定しなければならない。

足に多汗症がひどいと、電気泳動法で汗腺を塞いだりもする。足裏に弱い電流を通す原理だ。2~3日に一度内院し、10回程度治療を受ければよい。ただし、治療効果はひと月程度で、長く持続しない短所がある。

足に汗をたくさんかくなら靴下を2足履き替えてこそ

水虫があるなら水虫治療も並行しなければならない。水虫薬は水溶液とクリーム・軟膏などのタイプがあるが、分泌液が出るなら水溶液が、角質がささくれ立つ状態ならクリームや軟膏タイプが良い。

カンハン皮膚科のカン・ジンス院長は、「水虫菌の形態と症状によって治療方法が異なるが、ほとんど抗真菌剤を服用しながらクリームや軟膏などを1日2回ずつ・3~4週程度根気よく使用しなければならない。治療途中、症状が好転されたからと治療を中断すると再発しやすいため、注意が必要だ。患者が肝が悪いなら服用薬のかわりにレーザーを使用する」と説明する。

足の臭いを抑制し、予防する生活習慣は簡単だ。汗がたくさん出るなら靴下を何足か準備して履き替え、靴もまた2~3種類取り換えて履かなければならない。履いた靴や運動靴を翌日にすぐに履くと、靴に染み込んだ汗が完璧に乾かない状態で再び履くようになるが、これは足の臭いを誘発する。また、足に密着する大きさよりは、やや余裕がある靴を履くと役立つ。一般の靴下よりは足指靴下が良く、汗を洗ったあとは足指の間の水気を素早くドライヤーで乾かすと足の臭いが出ない。

カン・ジンス院長は、「足の多汗症が問題になるならアルコールやコーヒー・紅茶などカフェイン含有飲料は控えなければならない。血液循環を促進し、汗を増加させるからだ。熱くて辛い食べ物・強い香辛料も同様だ」と助言する。
  • 毎経ヘルス_キム・スジン記者/写真_リュ・ジュンヒ記者
  • 入力 2014-06-23 09:06:31




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