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髪を乾かさずに出勤する会社員、「脂漏性頭皮炎」の危険


  • 髪を乾かさずに出勤する会社員、「脂漏性頭皮炎」の危険
湿った梅雨の時期は頭皮の健康に致命的だ。湿度が高いとどこでも細菌繁殖が容易だが、これは身体も例外ではない。とくに頭皮は湿気により湿りやすいため、自然に皮脂分泌量が多くなりながらフケ菌の増殖が活性化される。このようなフケ菌はかゆみに加えて脂漏性頭皮炎の直接的な原因になることがある。

そのうえ、梅雨の時期に濡れた髪を放置すると頭皮と毛髪の通風が円滑にならず、頭皮をさらに湿らせ細菌繁殖が容易な環境を造成する。しかし、このような危険にもかかわらず、成人のうち10人に4人は髪を洗って乾かさない状態で寝たり出勤すると調査された。

ウボ漢医院のキム・セユン院長は、「しっとりした頭皮を放置すると老廃物の残存量が普段より多くなる」とし、「このため、髪を乾かわずに枕に頭をつけると、触れた部位が乾かないまま適当な湿気と温度を提供し、細菌繁殖が容易になり脂漏性頭皮炎に至ることがある」と明かした。

キム院長はまた、「毎日髪を洗っても毛髪に脂がでてフケが増えながら頭皮のかゆみを訴える人もいるが、これはすでに"脂漏性頭皮炎"が発生したもの」だとし、「ともすれば患部が頭皮全体に拡大することがあり、治療が必要だ」と付け加えた。一方、梅雨の時期はできるだけ朝より夜に髪を洗うのがよい。どの時よりも日照量が少なく湿度が高いため汗と皮脂分泌量が多いので、昼の間に頭皮を塞いでいた汚染物質を洗い流してこそ、夜の間に発生する肌トラブルを防止できる。

シャンプー法も頭皮の健康のために重要な部分だ。通常、頭皮の皮脂と老廃物をきちんと除去するには約3~5分程度シャンプーの時間が必要だ。敏感性頭皮の場合には1分程度軽くマッサージした後、3分程度そのまま放置してからすすぐのがよい。一方、髪を洗った後、乾かす時はヘアドライヤーの熱い風邪と冷たい風を混ぜて使用し、頭皮から20cm以上距離を置いた状態で使用しなければならず、扇風機の風で乾かすのもよい。
  • シックニュース_パク・シウン記者/写真_photopark.com | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-26 14:14:37




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