カリマ、独自開発した3Dプリンターで金脈掘る

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「会社設立30年後に日の目を見た。オバマ大統領でなかったら国内では相変わらず3Dプリントに対する関心が低調だっただろう。米国、日本など先進国は3Dプリント技術が常用化段階だが、韓国は未だよちよち歩きの水準だ」

カリマを国内唯一の3Dプリント業者だと紹介したイ・ビョングク代表(59)は、突然ボラク・オバマ米大統領に借りがあるようだと話した。去る2月、オバマ大統領が年頭国政演説で「3Dプリントは製造業に革新をもたらす産業」だと発表した後、全世界が3Dプリントに関心を持ち始めたからだ。韓国も例外ではない。政府は3Dプリント産業を、未来の高付加価値産業として育てるとし、国家支援の育成政策を樹立するという意を表明した。3月初めには、政府関係者らがカリマを訪問し、イ・ビョングク代表に3Dプリント産業動向と苦衷を尋ねもした。

「カラー写真現像機を製造し納品してきて2000年代中盤、中国の追撃に押し出されその市場を渡した。それで始めたのが3Dプリンター開発だった。5年間研究開発する間、底の抜けた瓶に水を注ぐかのように、続けて金がかかった。100億ウォン以上注ぎ込んだだろう。禿山洞工場も売りとばした。皆が「おかしい」と言った。それでも3Dプリンターに対する確信があったからこそ可能だった」

2009年イ代表が開発した3Dプリンターは、デジタル3Dデザインデータを伝送すると、材料を段々に積み上げる方式(積層式)で製品を出力する。3Dプリンターを使用すると、試作品化の段階で別途に金型を製作する必要がなくなる。製品開発周期だけでなく、費用効率性を上げるという点で一石二鳥の効果を狙うことができる。

「私たちの製品には、光学技術と電気電子、機械、ソフトウェアまで総合的な技術が溶け込んでいるため、大企業であっても、短時間内にこのように開発するのは容易ではないだろう。3件の特許も取得した。それだけだろうか。カリマ製品は外産装備より制作速度が2倍ほど早い。また、デジタル光学技術(DLP)方式で精密度が高く、複合的な材料を利用することができるというのが強みだ」

先進国医療用市場大きくなりながら需要増える


カリマ3Dプリンターの価値は、海外で先に調べた。海外展示会で製品を披露した後、光学技術が優れた日本はもちろん豪州、ベルギー、エジプト、ロシアなど考えもできない国家から注文電話がかかってきた。現在、輸出国家は20ヶ国余りに達する。「製品一台の価格が4000~6000万ウォンで、外産製品に比べると30%以上安い方だ。製造業強国である日本でも10ヶ所余りから注文が入って来たので、これなら苦労した甲斐があるというものだ」

また一つ嬉しい便りは、米国、日本など先進国で、医療用分野で3Dプリント技術が拡大しているということ。歯科インプラント、補聴器など医療用市場で無尽蔵に広がる金脈を掘るというイ代表の顔が明るい。

■ He is…
△1954年生まれ △1975年ヒョンデカラー △1980年韓国天然色生産部長 △1983年CK産業(現カリマ)代表(現)
  • 毎日経済エコノミー_キム・ホンジュ記者/ 写真_ュ・ジュンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-04-01 09:19:36