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長く座っている、サラリーマンの苦痛「脊椎側湾症」

コンピューターモニターは目の高さが適当 

  • 長く座っている、サラリーマンの苦痛「脊椎側湾症」
△写真=悪い姿勢に長く座っていると、脊椎側湾症の危険が高くなる。パルンセサン病院脊髄センターのパク・ソンジュン院長が脊椎側湾症患者の状態を調べている。

40代事務職会社員Aさんは最近、腰と首が痛くて椅子に座っているのが大変だった。座っているとだんだんひどくなる痛みのため業務に集中するのが容易ではないほど。しかし、Aさんは事故に遭ったことも持病があるわけでもなく、症状を単なる筋肉痛だと思った。

しかし、検査結果Aさんの病名は「脊椎側湾症」で明らかになった。異常に曲がった脊髄の状態が原因だった。実際に腰痛を訴える人を検査すれば、その原因が脊椎側湾症の場合が多い。

「腰が曲がったのに、どのようにわからないことがあるのか」と聞き返す人も多いが実状はそうでない。症状がひどくなければ自分の目で確認することが難しいためだ。正確な区分のためには上着を脱いで真っ直ぐに立った状態から、背中を直角に曲げた後、他の人が背中後方から骨が片方に偏ったのか観察しなければならない。

脊椎側湾症は大きく特発性と成人性に分けられる。特発性脊椎側湾症は腰痛などの症状が少なく、青年期に主に現れる。はっきりした原因は明らかになっておらず、筋肉、靭帯のバランスが崩れている場合が多い。成人性脊椎側湾症は50代以降に主に現れる。理由は激しい衝撃による椎間板の損傷や、悪い生活習慣のためだ。脊椎変形は短期的に発生するものではないので、主に20代の時からの悪い生活習慣が続いて中年に脊椎変形が現れるようになる。

パルンセサン病院脊髄センターのパク・ソンジュン院長は「40代から成人性脊椎側湾症症状を訴える人も増えてきた。最近では、主にモニターの前に座っているなど、座食生活の頻度が高まって発生年齢が低くなってるものとみられる」と説明する。

肉眼で脊髄変形が観察されれば、放射線検査やX-ray検査で確診が可能だ。

脊椎側湾症は、ひどくなければ生活習慣の矯正とストレッチだけで矯正効果がみられる。子供は補助器治療を同時に施行することもある。側湾が相当な程度まで進行されたり、合併症で狭窄症がおきたら手術を考慮することができますが、手術を要するケースは少ない方だ。

▶ カルシウム剤をわざわざ食べる必要はない

腰が良くないからと言って、カルシウム剤を無条件に摂取する必要はない。骨粗しょう症と脊椎側湾症を一緒に苦しんでいる場合でなければ、カルシウムの過多で胃腸障害などを起こすこともあるためだ。最も重要なのは生活習慣の矯正だ。椅子に座る時は、お尻を椅子深くにかけた後、腰を背もたれに当てる姿勢を維持するようにする。顎を突きだしたり、脚を組む行動は禁物だ。

野球やゴルフ、フラフープ、跳躍運動は脊髄健康には良くない。早歩き、ヨガ、筋肉運動は役に立つ。ただし上体そらしなどの筋肉運動時に姿勢が歪めば、むしろ逆効果だ。

パク・ソンジュン院長は「50分毎に1回ずつストレッチをしたら、大きな助けになる。指を組んだまま、腕を高くあげ、ゆっくりと横に腰を曲げる。右と左をそれぞれ10~20回ほど実施する。起立したり、座った姿勢ですべて出来る事務室ストレッチ」と助言した。
  • 毎経エコノミー第1698号(13.03.13~03.19日付)毎経ヘルス_キム・スジン記者/写真=パク・ジョンヒ記者
  • 入力 2013-03-18 09:18:48