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接着剤噴射方式の産業用3Dプリンタ初開発


国内3Dプリンティング大手企業のセントロール(Sentrol)社は、国内で初めて接着剤噴射(バインダージェット)方式の産業用3Dプリンタ「SENTROL allution SB400」を出荷した。出荷されたプリンターはレーザーを使用せずにインクジェット印刷ヘッドを用いて、素材粉末に特殊な接着剤を噴射して出力物を積層する方式の3Dプリンタだ。最大300×420×150㎜まで出力可能だ。特殊鋳物砂や無機バインダーを素材とする、環境にやさしい産業機器だ。鋳鉄・鋳造・金型などのさまざまな産業群に幅広く適用できる。

セントロール社のチェ・ソンファン代表は、「レーザーを使用せずに接着剤を噴射して積層するバインダージェット方式の3Dプリンタは、さまざまな産業での波及効果が大きく、海外でも多くの関心を持っている機器」だと述べた。チェ代表は「国内で初めて出荷に成功したセントロールは、すでにドイツ、中国、日本の各企業から注文を受けた」と付け加えた。セントロールは印刷ヘッドの数を増やして、1~2メートル以上の大型部品を出力できるバインダージェット3Dプリンターを順次発売する計画だ。
  • 毎日経済イ・ヨンウク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-10-02 17:01:06




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