JW中外製薬、米と新概念の脱毛治療剤を開発


JW中外製薬は米国ペンシルバニア大学とともに「ウィント(Wnt)」タンパク質信号伝達経路を活用した脱毛治療剤の開発に乗り出す。「ウィンプト」は細胞の成長と再生に関与する信号伝達物質で、癌細胞の発生と増殖にも影響を与えることが分かった。

JW中外製薬は30日、米ペンシルバニア大学医学部のジョージ・コサレリ(George Cotsarelis)皮膚科教授の研究チームと脱毛治療剤「CWL080061(コード名)」の共同研究開発契約を結び、前臨床試験に着手すると明らかにした。CWL080061は脱毛の進行過程で減少するウィント信号伝達経路を活性化させて、毛包幹細胞と毛髪形成に関与する細胞を分化・増進させる新薬候補物質だ。JW中外製薬は2019年までに前臨床試験を完了し、2020年ごろには臨床試験に突入する計画だ。

治療剤の開発とは別に、CWL080061を活用した脱毛防止の機能性化粧品の開発にも乗り出す。JW中外製薬のハン・ソングォン代表は、「既存の脱毛治療薬は男性ホルモンの抑制による副作用とともに、すでに進展した脱毛には大きな効果がなく、薬剤の使用を中止すると脱毛が再び進む問題点があった」とし、「CWL080061が脱毛を完治できる新概念の治療薬として開発されることを期待する」と述べた。

LG化学も最近、食品医薬品安全処からゼミグロ(Zemiglo)とメトホルミン(Metformin)の配合剤である「ゼミメット(Zemimet)」の大きさを減らす臨床第1相試験計画を承認された。ゼミグロはLG化学が独自開発し、2012年に国産新薬19号の許可を受けた糖尿病治療薬だ。

ゼミメットはゼミグロともう一つの糖尿病治療成分であるメトホルミンを一錠に含んだ糖尿病治療の第2の複合薬だ。一つの薬品だけでは血糖値が十分に調整されない患者のために開発された。今回の臨床は「ゼミメット25 /500㎎」(gemigliptin 25㎎・metformin 500㎎)の錠剤サイズを小さくし、患者の服用における利便性を高めるためのものだ。 LG化学の関係者は「既存の糖尿病治療の配合剤は、数は減ったが錠剤サイズが大きいのが欠点だった」とし、「臨床試験で錠剤のサイズをさらに縮小し、患者が楽に糖尿病を管理できるようにするつもり」だと語った。
  • [毎日経済_キム・ヘスン記者]
  • 入力 2017-10-30 22:17:15