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ファイブロックス、ゲームの法則分析…日本のベンチャーキャピタル投資

B2Bスタートアップ企業のファイブロックス(5Rocks)、国内外300以上の企業と取引 

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ファイブロックス(5Rocks)はゲーム会社を対象に、ユーザーの動きをリアルタイムに収集し分析した資料を提供するB2Bスタートアップだ。SundayTozやGAMEVILなどの取引先だけでも300社あまりに達する。企業歴はわずか4年。正式にサービスをオープンしたのは今年の4月だ。しかし、ファイブロックス(5Rocks)はかなり前から有名税を支払ったスタートアップだ。昨年8月、日本系のベンチャーキャピタルであるグローバル・ブレインは、新生のスタートアップであるファイブロックス(5Rocks)の可能性を見て、25億ウォン規模の投資を断行した。

ファイブロックス(5Rocks)はもともとレストランの予約アプリを運営するために、社内のバックエンドシステムを考案していた。そんな2年前、5Rocksを訪ねたあるモバイルゲーム会社の代表の言葉が変身の端緒となった。

「アプリ内の顧客分析データをリアルタイムで見るって?ゲーム会社はこういうのが必要だ。企業用サービスとして開発してみたらどうだろうか?」。新しい顧客の出現に、5Rocksは一度も考えていなかったB2Bサービスという、新たな目標に突進した。モバイルゲームの分析と運用をともに行えるサービスを出して、昨年、世界最大のゲーム開発者カンファレンスが開催される米国サンフランシスコに飛んだ。

ファイブロックス(5Rocks)のイ・ミナ広報理事は、「ゲーム市場がモバイルに急変している中で、ゲーム運営とマーケティングに必要な分析・運用サービスはとほうもなく不足していた」とし、「この市場を看破し、飛び込んだ」と語る。規模が小さいモバイルゲーム会社は、ゲームだけのための分析・運営ツールまで開発できずにいたが、これがまさにファイブロックス(5Rocks)の市場になった。

実際に、アジア圏でモバイル分析・運用サービスを提供する企業はファイブロックス(5Rocks)が唯一だ。世界的にも米国以外には開発は全く行われていないのが実情だ。昨年6月からSundayToz・リンクトゥモロー・Malangstudioにベータサービスを提供していた。それ以後、口コミで多くのゲーム会社がファイブロックス(5Rocks)の門を叩いた。顧客社のさまざまな意見を聞きながら、サービス利用料も合理的なレベルに策定することができた。

今年のゲーム開発者カンファレンスでファイブロックス(5Rocks)は、グローバル市場への進出に本格始動をかけた。英語・日本語・中国語にロシア語バージョンまでに完了し、オンライン上でファイブロックス(5Rocks)の使用に関する詳細な案内を得られるようにした。昨年はファイブロックス(5Rocks)日本支社を設立し、現地採用者を置いて日本のゲーム市場にも影響力を拡張している。この会社の関係者によると、今年から少なくない収益をあげ始めた。ファイブロックス(5Rocks)のイ・チャンス代表(写真)は、「基本的な分析・運用サービスを超えて、インサイトを与えられるビジネスインテリジェンスになるように努力する」と語った。
  • 毎日経済_イ・ギョンヂン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-05 17:01:31




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