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暑さは心臓に負担…脳血管疾患・心疾患の予防法

閉経期を経た60代以降からは女性患者数が急激に増える 

  • 暑さは心臓に負担…脳血管疾患・心疾患の予防法
これまで中年男性の専有物とされた脳血管疾患・心疾患による死亡率が、実際は女性にもっと高いことが分かった。50代以下では、男性が女性よりも有病率が高いが、閉経期を経た60代以降からは女性患者数が急激に増えるのだ。特に、統計庁の資料によると、70代以上では男性に比べ女性が1.1倍以上、有病率が高いことが明らかになった。特に熱には暑い天気が心臓に負担を与えるため、中年の女性が特に注意しなければならない時期だ。よって、熱い夏の天気に備え脳血管疾患・心疾患の予防法を確認する必要がある。

▶最初に、 脳血管疾患・心疾患の危険因子と症状を把握しておかなければならない。世界保健機構(WHO)では、高血圧・高いコレステロール数値、高い血糖数値、喫煙、肥満、ストレス、家族歴などを通じて主な脳血管疾患・心疾患の危険因子を明らかにしている。したがって、この危険因子を確認し、継続的に管理することが重要だ。

▶第二に、普段の生活習慣を改善する。運動を1日に30分以上、1週間に3~4日以上規則的に軽くするが、心臓に無理がかからないように気温が高い日中は屋外の運動を避ける。食事療法においては、ナトリウムと脂身が多い食べ物を減らし、新鮮な野菜や果物をまんべんなく摂取して汗で排出された電解質とビタミン、ミネラルを補充する。水や飲料を頻繁に飲んで脱水を予防するのも重要だ。水風呂も注意しなければならない。

▶第三に、低用量アスピリン療法を通じて、危険因子を持続的に管理するのもひとつの方法だ。心脳血管疾患を引き起こす主な要因は、血栓、血小板の凝集を通じて形成される。低用量アスピリンは血小板凝集を持続的に抑制する効果があり、複合的な心血管危険因子を持つ患者が1日1錠ずつ着実に服用すると冠状動脈血栓症を予防するのに役立つ。
  • シークニュース_イ・ナイン記者 / 写真_photopark.com
  • 入力 2014-08-11 16:23:11




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