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セルトリオン「レムシマSC」グローバル特許を出願


セルトリオン(Celltrion)社は2日、自己免疫疾患治療のための抗体バイオシミラー「レムシマ(Remsima、一般名インプルリクシメプ)」の皮下注射製剤である「レムシマSC」について、グローバルな特許出願を進めていると明らかにした。セルトリオン側は「昨年12月31日まで、米国とヨーロッパ、アジア、中南米、中東などの世界90カ国以上でレムシマSCの特許出願を完了した」とし、「2037年までに特許権で保護を受けることになる」と語った。

レムシマSCはオリジナル薬「レミケード」を、既存の静脈注射から皮下注射製剤に変えた製品だ。レミケードとレムシマのような静脈注射は病院で2~4時間のあいだ投与しなければならないだけに患者には面倒だが、皮下注射は患者が一人で家でも接種することができて簡便だ。挙動が不便な高齢者や平日に病院行くことが難しい会社員などにはレムシマSCでの処方がはるかに適している。

セルトリオンはレムシマSCの市場独占期間を延長するために、レムシマSC臨床データを活用した後続の特許出願も用意していると伝えた。同社の関係者は、「レムシマSCはこれまでになかった製品であるだけに、投与方式と投与量や剤形などについて特許で保護されうる」と述べた。
  • 毎日経済_キム・ビョンホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-01-02 17:15:10




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