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サムスン電子、最高性能のSSD発表

ストレージの新しい歴史ひらく 

  • サムスン電子、最高性能のSSD発表

サムスン電子は19日、ソフトウェア(SW)の3つを技術革新を適用した、歴代最高性能の超高容量第4世代ソリッドステートドライブ(SSD)の新製品19種を発売したと明らかにした。パラダイムを変える革新的な技術を駆使して、超高容量SSD市場でも「超格差」を維持していく方針だ。

新製品に世界初で適用された技術は、△NAND型チップのエラー発生時に問題なく使用できるようにする「ネバーダイ(Never Die)SSD FIP、△ユーザー固有の仮想独立空間を提供する「SSD仮想」、△高速動作でもビッグデータを利用してデータを正確に読み取る「V NAND型マシンランニング」などの3種類だ。

FIP技術は、これまでサーバーおよびデータセンター用の超大容量SSDは、数百個の内部NANDチップのうちの一つに問題が発生しても丸ごと交換する必要があった問題を解決した。 NAND型チップのエラーを検出する技術とNAND型チップによって破損したデータを検査する技術、元のデータを正常なチップに再配置する技術などにより、異常が生じた場合には自動的に「エラー処理アルゴリズム」を稼動して、高性能を維持しながら安定して動作する方式だ。

同社の関係者は、「FIP技術はNAND型チップに問題がある場合、システムの稼働が停止したり、データのバックアップに追加費用を支出しなければならない問題を解決し、60年のストレージの歴史に新たなマイルストーンを建てた」と語った。

サムスン電子は3大SW技術を土台に、先月から従来比で速度を2倍以上に高めた歴代最高パフォーマンスの次世代SSD(PM1733とPM1735)シリーズを量産し始めたと語った。革新SWをより多くのサーバーとデータセンター用SSDなどの幅広い分野に拡大・活用し、プレミアムストレージ市場をリードするという戦略だ。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-09-19 17:52:20




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