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SKケミカル、トウモロコシ発酵素材の商用化に着手

PO3G設備を年内に着工 

SKケミカル(代表チョン・グァンヒョン)は、トウモロコシを発酵させて作るエコ新素材の商用化に乗り出す。 SKケミカルは10日、蔚山工場内の敷地にバイオポリオールの新素材であるポリオキシトリメチレンエーテルグリコール(PO3G)設備を年内に着工すると明らかにした。国内企業の中でPO3Gを商用化するのはSKケミカルが初めてだ。

ポリオール(Polyol)はアルコールの一種だ。スパンデックスやポリウレタンなどの弾性が必要な素材に不可欠な原料で、石油系ポリオールとバイオポリオールに分けられる。 SKケミカルが提供するPO3Gはバイオポリオールの一種類だ。

SKケミカルPO3Gは親環境性が最大の強みだ。トウモロコシを発酵して作られた100%天然原料に触媒を添加して作成され、既存の石油系ポリオールに比べて生産過程で発生する温室効果ガスの量が40%少ないというのが同社の説明だ。

PO3Gを使用すると既存の製品に比べてやわらかいながらも弾性回復力と耐摩耗性が改善され、着心地が良くて製品の変形が小さいという利点がある。
  • 毎日経済_チェ・グンド記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-11 17:35:15




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