EVカー需要で「円筒形二次電池」脚光…LG電子とサムスンSDIに朗報


  • 円筒形二次電池 写真=LG化学提供


これまでノートパソコンや携帯電話に使用された円筒形二次電池バッテリーが電気自動車の人気とともに復活している。大量生産が可能で価格も安く、新生の電気自動車メーカーが先を争って搭載しようとしているだけでなく、円筒形電池を使用しているTesla(テスラ)社の電気自動車の生産能力も急激に高くなっているからだ。このことから、円筒形電池の大量生産が可能なLG化学とサムスンSDIも受注に合わせるために工場を増設するなど、忙しく動いている。

27日のバッテリー業界によると、米国の電気自動車メーカーのRIVIAN(リビアン)社がサムスンSDIのバッテリーを自社の電気自動車に搭載する可能性が高いことが分かった。

バッテリー業界の関係者は、「まだ最終的な契約は行われなかったが、リビアンがサムスンSDIの円筒形電池を搭載する可能性がかなり高い」と言う。リビアン社は2017年に電気自動車SUVとピックアップトラックの生産計画を発表した企業で、すでにアマゾンとピックアップトラック10万台の供給契約を終えた。リビアンは早ければ今年末から電気自動車を販売するという方針だ。 25日には米国の電気自動車メーカーのLucid Motors(ルーシッドモータース)が、LG化学製の円筒形電池を今年の末に出荷するモデルに搭載する予定だと明らかにした。

  • EVカー用円筒形二次電池の需要変化


円筒形電池が電気自動車時代の到来とともに急浮上している。これまでノートパソコンや携帯電話などに主に使用された円筒形電池は、電子機器のスリム化・軽量化の傾向によって2011年をピークに成長が鈍化した。 2014年以降は主に電動工具のような非情報技術(IT以外の)製品に使用されたが、成長は以前ほどではなかった。しかしテスラが電気自動車用バッテリーとして円筒形を採用したことで状況が変わり始めた。

市場調査会社のB3によると、ノートパソコンや電動工具に使用される円筒形電池セルは2010年の14億2900万セルから2018年には10億3200万セルに減少した。一方、電気自動車に使用される円筒形電池は、2018年だけでなんと21億9900万セルであることが分かった。業界の関係者は「最近、テスラの生産能力が安定し始めており、後発走者の円筒形を用いた電気自動車の出荷が間近に迫った状況」だとし、「円筒形電池の使用量はますます拡大するだろう」と展望した。現在、テスラの円筒形電池はパナソニックとLG化学が供給している。

円筒形電池が注目されたことで、LG化学とサムスンSDIなどの国内バッテリーメーカーが再照明されている。
  • 毎日経済_ウォン・ホソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-27 19:54:27