「ギャラクシーギア」に「血圧測定」アプリ登場…サムスン電子



高血圧や低血圧の患者がスマートウォッチを着用し、血圧計なしに24時間血圧を測定できるようになる。サムスン電子が世界初で血圧を測定できる「サムスンヘルスモニタ」モバイルアプリを開発し、食品医薬品安全処の許可を得たからだ。早ければ第3四半期から、すでに発売されたサムスン電子「ギャラクシーウォッチアクティブ2」の心拍センサーを活用して、血圧を測定することができるようになる。

食品医薬品安全処は「モバイルアプリ」を利用して血圧を測定する「サムスンヘルスモニタ」アプリを20日に許可した。

ギャラクシーギアやシャオミ製「Miband」のように、単純にパルスを測るスマートバンドはあったが、血圧を測定可能なスマートヘルスケアアプリは「サムスンヘルスモニタ」が世界初だ。心電図機能で話題を集めた「アップルウォッチ」4と5にも血圧測定機能はない。病院では一般的に空気袋を腕につけて、圧迫しながら最高・最低血圧を測定する「カフ血圧計」を使用する。カフ血圧計は正確な結果を示すが、患者が持ち歩いて測定することは難しいという短所があった。

一方、今回許可を受けたサムスンヘルスモニタアプリは、24時間着用できるスマートウォッチの心拍センサーで、いつでもどこでも血圧を自由に自動的に記録することができる。収縮期(最高血圧)と拡張期(最低血圧)血圧が具体的な数字で表示されるので、スマートウォッチだけ見ても異常がないか知ることができるし、すぐさま病院を訪問することもできる。

アプリとスマートウォッチの血圧測定機能を有効にするには、カフ血圧計で基準血圧を測った後、測定値をアプリに入力する必要がある。スマートウォッチは心拍センサーを活用して、発光ダイオード(LED)の光を血管に照射して通過する血液量を把握する。このようにして測定した脈拍波形をカフ血圧計の基準血圧と比較分析した後、血圧と脈拍数を示す。ただし基準血圧は4週間ごとにカフ血圧計の数値を入力して補正する。

食品医薬品安全処はこのアプリが一般的に使用される従来の自動電子血圧計の、医療機器としての性能基準である血圧と脈拍数の精度の基準などを満たしたと発表した。自動電子血圧計とは膨張カフを腕や袖口や太ももに着用して動脈血圧を測定する電子血圧測定機器だ。

サムスンヘルスモニタアプリは、今年第3四半期の発売を目標にしており、関連するセンサーが内蔵されたギャラクシーウォッチ「アクティブ2」と、今後の血圧測定を支援するスマートウォッチで使うことができる。

ギャラクシーウォッチが血圧測定機能で食品医薬品安全処の許可を受けたことで、デジタルヘルスケア市場でアップルウォッチと真っ向勝負を繰り広げることになった。サムスン電子無線事業部ヘルスチームのヤン・テジョン専務は、「今回の製品はサムスンの革新的なハードウェアとソフトウェアが消費者の健康にどのように貢献できるかを示す代表的な事例」だとし、「高血圧と低血圧のリスクにさらされている世界中の多くの人々に役立つだろう」と述べた。
  • 毎日経済_シン・チャンオク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-04-21 19:34:24